当社のオフィスの裏に出来た、個人経営の喫茶店です。
北京はスターバックスや台湾の上島珈琲など、
チェーン店のコーヒー屋さんは出来てきましたが、
日本の様な個人経営の喫茶店は、まだほとんどありません。
この喫茶店、店内にスケッチが飾ってあり、
内装もきれいなのですが、
開店以来3ヶ月、一度もお客さんが入っているのを
見た事がありません。
スターバックスにたくさんお客さんが入っているのは、
必ず高級オフィスビルの1階に出店し、
そうしたビルに勤めている高額所得者を
ターゲットにしているからである事が良く分かりました。
住宅地のど真ん中に、いきなり個人が喫茶店を作っても、
近所のおじさんやおばさんがコーヒーを飲みに来るぐらい、
コーヒーが北京の一般庶民の生活に浸透するには、
もう少し時間がかかりそうです。
撮影日:2003年12月29日(月)
撮影:柳田洋
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