第1494
淘宝網での失敗しない買い方

私は淘宝網(たおばおわん)を利用し始めてから約2年間で、
350個ものお買い物をしてきたのですが、
想像したのとは全く違うモノが送られてきて、
ガッカリしたことも一度や二度ではありません。

そうした失敗の経験を生かして、
私は「淘宝網での失敗しない買い方」を研究し、
今ではガッカリすることもほとんどなくなりました。
私が淘宝網でモノを買うときに
重視する項目は以下の通りです。

1.銷量(しゃおりゃん、販売数)
淘宝網に出品されている各商品には、
過去1ヶ月の販売数の表示があり、
販売数が多い順に並べ替える機能がついています。
私はキーワードで検索した後、
該当する商品を販売数が多い順に並べ替えて検討します。

中国の消費者はお買い得なモノには目がありません。
販売量が多い商品は、
品質が良くて値段も安いことが多いですし、
お店も大手で在庫が多く、
スムーズなデリバリーを期待することができます。
逆に、過去1ヶ月で1つも売れていないような商品は、
リスクが高いですので、
いくら欲しくても買うのを止める場合もあります。

2.天猫(てぃえんまお、天猫)
同じモノがC to Cの淘宝網と
B to Cの天猫の両方のお店で売られている場合には、
迷わず天猫のお店を選びます。
天猫のお店は商品名の下に赤字で
Tmall.comと書かれていますのでそれで見分けます。

個人でも無料で出店できる淘宝網とは違い、
天猫に出店するには
中国で企業として登記されている必要がありますし、
最低でも年間6万元(78万円)の
出店料を払わなければなりません。
こうした厳しいハードルを乗り越えて
天猫に出店しているということは、
それなりの規模の信用できる会社である、
ということができるのです。

3.評価詳情(ぴんじゃーしゃんちん、評価の詳細)
商品のページに入ると、一番下に評価の詳細と題して、
既にその商品を買った人のコメントが掲載されています。
私は先に買ってガッカリした人のコメントを見て、
購入を思いとどまったことが何度もあります。

特に、「色が写真と違う」とか
「こんなに小さいとは思わなかった」というような、
現物を見た人にしかわからないようなコメントは
非常に役に立ちます。

淘宝網でモノを買う場合、
上記の3項目をチェックした上で買えば、
失敗も少なくなるのではないかと思います。

逆に、淘宝網でモノを売りたい場合には、
上記3項目でお客さんに
良いイメージを持ってもらえるような工夫をすることで、
更なる売上の向上を図ることができるのではないでしょうか。





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2012年4月30日(月)

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