第1294回
ペットの帰国手続きサポートサービス

当社の海外引越サービスの自慢の付帯サービスに、
「ペットの帰国手続きサポート」があります。

これは犬や猫を飼っている
北京や天津に住む日本人の方が日本へ帰る際に、
ペットと一緒にスムーズに帰国ができるように、
ペットの帰国手続きのお手伝いをする、というものです。

通常、海外で飼っていたペットを日本に持ち込む際には、
狂犬病などの予防接種をして
180日後、抗体ができているのを確認した上で
ようやく日本への入国が許可されます。
これを日本の空港に到着してから始めると、
ペットを180日間、
空港で一人ぼっちにしなければなりませんし、
その間滞在するペットホテルは1日1万円前後するらしく、
莫大な費用がかかってしまいます。

そこで、北京や天津にいる間に事前に予防接種をして、
180日後に採取した血清を日本に送って、
抗体ができていることを確認してもらった上で日本に帰国すれば、
ペットも人間と一緒に即時入国することができます。
ただ、中国の指定動物病院に行って証明書を出してもらったり、
血清を指定された梱包方法で梱包して日本に送ったり、
という作業は、日本人の個人がこなすには
かなり難易度が高いですので、
その部分を当社の経験豊富なスタッフがサポートしている、
というわけです。

このサービスは海外引越の付帯サービスとして、
クロネコヤマトの海外引越をご利用のお客様には
手数料無料で提供させて頂いているのですが、
ペットを飼っているお客様には大好評で、
たくさんの感謝のお言葉を頂いています。

うちにも犬がいるので分かるのですが、
ペットを飼っている人にとってペットは家族同然、
180日間も空港で一人ぼっちにさせるなどということは、
もう絶対にあり得ないことです。
その家族同然のペットと一緒に
スムーズに帰国をするためのお手伝いをするこの仕事は、
私たちも大きな誇りを持ってやっています。

北京、天津では、
ペットを飼う日本人の人がどんどん増えています。
そうした方々に帰国の際の心配をせずに、
安心してペットとの時間を楽しんで頂けるように、
このサービスは今後もずっと続けていきたいと
思っております。


←前回記事へ

2011年1月21日(金)

次回記事へ→
過去記事へ
ホーム
最新記事へ