第1070回
北京組初の国会議員誕生か?

日本では昨日、衆議院議員選挙が公示され、
8月30日(日)の投票日まで、
文字通り熱い選挙戦が繰り広げられることとなります。

私は今まで国会議員など雲の上の存在だと思っていたのですが、
今回の衆議院議員選挙には初めて友人が出馬することになり、
非常に注目しています。

彼の名はたかむら(高邑)勉。
山口一区から民主党の公認を受けて出馬しています。

たかむらさんは一昨年まで5年間にわたって
北京大学国際関係学院に留学に来ていました。
彼とは2002年の「NHKのど自慢in北京」に一緒に出たり、
北京稲門会と北京三田会の合同懇親会で会ったり、
私が会長を務める北京白酒会の会員だったりと、
何かと縁がありました。

年齢は35歳と政治家としてはまだまだ若いですが、
慶應義塾大学應援指導部出身というだけあって
その声の大きさ、場の仕切り方、
物怖じしない堂々とした態度などには、
いつもこちらが学ばせて頂いておりました。

たかむらさんは5年間の北京留学で、
中国について様々なことを学んだと思います。
小選挙区制ではなかなかアピールのポイントにはなりませんが、
多分、今回の衆議院議員選挙の候補者の中で、
最も中国の実情に詳しい人の1人なのではないかと思います。

もし、山口一区の読者の方がいらっしゃいましたら、
お時間のある時にぜひたかむらさんが掲げる政策に
耳を傾けてやってください。
ご参考までにたかむらさんのブログのURL(※1)を下記します。

では、たかむらさんの対抗馬となる
自民党の山口一区の候補者は?、と調べてみると、
なんと当選9回の大物議員、
前外務大臣の高村(こうむら)正彦さんでした。

北京では口の悪い人が冗談で
「高村(こうむら)さんに投票しようとした人が、
間違えてひらがなで「たかむら」と書くかもしれないから、
民主党はたかむらさんを山口一区の
公認候補にしたのではないか」などと言っています。
しかし、そんな雑音は気にせず、
たかむらさんには大物議員相手に
堂々たる政策対決を挑んでほしいと思います。


※1 http://www.takamura-tsutomu.com/


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2009年8月19日(水)

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