第490回
広島、栃木、小1女児殺害事件
また、日本で下校中の子供が殺されてしまいました。
それも2人も連続で。
子を持つ親として、
殺されたお子さん方のご冥福をお祈りすると同時に、
犯人には厳罰が下されることを希望します。
日本では、登下校中の子供が
誘拐されたり、殺されたりする事件が後を絶ちません。
中国から見ていると、
こうした事件が何度も繰り返し起こる根本的な原因は、
日本の親が、いまだに子供を1人で
学校に行かせていることにあるように思います。
日本の治安は昔のように良くはないのです。
家の防犯にはあれだけ気を使うようになったのに、
どうして子供はいつまでたっても1人で登下校させるのか。
最近はGPS付きのランドセルなどが売り出され、
人工衛星で子供の位置を捕捉する技術が
開発されたりしているようですが、
どうして人工衛星を使ってまで、
子供を1人で学校に行かせることにこだわるのか。
その間、親はなにをしているのか。
結論から言います。
日本の親は中国の親を見習って、
明日からでも是非、
子供の学校の送り迎えを始めてください。
中国は治安が悪いです。
中国では、子供が1人で外を歩いていようものなら、
すぐに誘拐されてしまいます。
中国の誘拐犯は、親に身代金を要求するなんていう、
そんな足のつきやすいヤボったいことはしません。
誘拐した子供は、
さっさとヤミの人身売買ルートに流してしまうそうです。
1人数千元(数万円)で売られた子供たちは、
売春や強制労働で一生を終える、と言われています。
なんてひどいことを...。
自分の子供がそんな目にあったら、
あまりにかわいそうですので、
中国の親は、必ず、子供の学校の送り迎えをしますし、
外で遊ばせる時も、
必ず、親の目の届くところで遊ばせます。
中国は治安が悪い状態が
昔からずーっと続いていますので、
防犯意識に関しては日本よりはるかに先進国です。
治安の悪化に対応できない平和ボケした日本人は、
防犯先進国の中国にもっと学ぶべきなのです。
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