第189回
「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その26

FSBの速度に関する話の続きです。

いわゆるメーカー品のパソコンの場合、
このFSBの速度を調節することができません。
FSBの速度はBIOSで設定するのですが、
メーカー品のパソコン場合、BIOSにFSBの設定項目が無いのです。
自作パソコンの場合には
この設定が可能なマザーボードが多く、
この設定をより高速にすることを
「クロックアップ」と呼びます。
クロックアップに関しては、
この番外編の最後で詳しくご紹介するつもりです。

さて、それでは話をハードディスクに戻したいと思います。

以前、妻とパソコンに関する話をしていた時、
妙なコトに気付きました。
どうやら妻は
「パソコンとはCPUとハードディスクが繋がったモノ」だと
認識しているようなのです。
確かにWindowsのマイコンピューターを開くと
Cドライブが現れます。
皆さんご存じの通りCドライブとはハードディスクのコトですね。
これでは確かにハードディスクこそが
パソコン本体だと認識してもしょうがないかもしれません。

しかし、以前にもご説明した通り
パソコンとは「CPUとメモリ」が基本です。
ハードディスクというのはあくまでも
メモリに収まりきらないデータを格納する倉庫です。
もっとも現在ではOSたるWindowsからして
メモリに収まりきらないのですから、
この話も半分嘘になるかもしれませんが(苦笑)。

さて、その倉庫たるハードディスクですが、
もの凄い勢いでその貯蔵量が増え続けています。
つい数年前まで8.4ギガバイトが主流だったのですが、
昨年ぐらいには80ギガバイトと10倍のサイズが主流となり、
今年になってからは120ギガバイトが主流になっているようです。

フロッピーディスク
(最近はドライブを搭載していないWindowsマシンもあるとか?)
のサイズが1.4メガバイトなんですが、
この中には単行本だと数冊分のデータが入ってしまいます。
コレが120ギガバイトだと図書館が丸ごと入ってしまうのでは?
などと想像するのは筆者だけでしょうか。


←前回記事へ

2003年4月27日(日)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ