第173回
「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その10
前々回の「100円雑誌」に引き続いて、
またまたお恥ずかしい話なんですが、
筆者タニグチは基本的に「ジャンクパーツ」しか買いません。
「ジャンクパーツ」とはその名の通り
ジャンク(ゴミ)扱いされており、
保証等一切無しで販売されている中古パーツのことです。
さすがにパソコン本体はジャンクではありませんが
(それでも立派な中古品ですが)、
前回紹介させていただいたような改造パーツは、
ほぼ100%ジャンクパーツです(註1)。
ジャンクパーツというと「壊れている」という
イメージが強いと思いますが、
筆者の経験的には
「ちゃんと動作する汚れたパーツ」という認識です。
確かにケーブル等は接続してもダメになっているモノが多く
オススメできません。
しかし、サウンドカードやビデオカードで
本当に「壊れて動作しない」ジャンクパーツに
出会ったためしがありません。
100円で購入したLANカードですらキチンと動作しましたし、
500円で購入したハードディスクなどは
カナヅチで横から殴ると見事に息を吹き返しました(笑)。
もちろんドライバ等はコチラで用意しなくてはならないので
ある程度の知識は必要なのですが。
最近ではパソコン本体の低価格化が急激に進んでいて、
なかには新品で3万円台(本体のみですが)
などというパソコンもあります。
こうなると、以前は自作パソコンのメリットだった
「メーカー品のパソコンよりも安価」
などというコトは不可能です。
だってマザーボードだけでも新品ならば1万円以上しますから。
これにCPUとメモリとハードディスクを合わせて購入すると
絶対に3万円をオーバーしてしまいます。
しかも、これだけ購入しても、あくまで必要最低限の装備です。
コレに色々と機能を付け足していくとなると……。
しかし、そんな貧乏人の夢をかなえてくれる、
それが「ジャンクパーツ」なのです!
だって筆者タニグチが購入した問題のDOS/V用マザーボードは
たったの3千円で販売されていたのですよ!
註1: |
ただし寿命の短いIDEタイプのハードディスクだけは新品を購入しております。凄く贅沢をした気分になれます。
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