第172回
「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その9
筆者タニグチが愛機PowerMacG3「Gossamer」に施した改造は
以下の通りです。
●PCIスロットにUSB&FireWireカード増設
●5インチスロットのCDドライブをCD-RWドライブに変更
●CPUをPowerPC366に変更、さらにクロックアップで400MHZに
●PCIスロットにUltrawideSCSIカードを増設、
UltrawideSCSIのハードディスク2台を
RAIDのストライピングにて接続
●PCIスロットにATA100カードを増設、
IDEの大容量ハードディスクを増設
●本体及びCPU冷却の為のファンを増設
●電源を大容量化
もちろん「原稿を書く」という本来の目的には
このような改造は一切必要ありません(笑)。
あくまでも趣味ということで……。
で、コレだけの改造をMacに施しているにもかかわらず、
「BIOSってなに?」状態だったのですDOS/V関連では。
ちなみに今だから分かるのですが、
BIOSはもちろんMacにも搭載されております。
ただし名称が全然違うのですね「ROM」と呼ばれております。
コアなマニアなどはMacの「ROM」だけを
海外の業者から取り寄せたりしているようですが、
何に使うのでしょう? まさかMacを自作しているとか?(笑)。
閑話休題。このようにMacの改造を通じて、
既にDOS/V自作マシンへの道は
ある程度地ならしされていたワケです。
しかし「チップセットってなに?」状態だったこともまた事実。
そんな筆者が「DOS/V系自作パソコン雑誌」を読んだ数日後、
近所のパソコンショップ「ソ○マップ」にて、
その場の勢いでDOS/Vマシン用の
マザーボードを購入してしまうのです!
ああ! これぞ泥沼への第一歩でした……。
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