第14回
謎の職業webデザイナーとは? 後編
先日、ある友人と会ったところ
彼の名刺には「webデザイナー」の文字が。
彼の仕事は
特殊なインターネット上で動作するキャラクターをデザインする仕事で、
厳密にいえばCGデザイナー(註1)のハズ。
その事を指摘すると、
「いやー、似たようなモンだから分かんないでしょー(笑)」
などと言ってましたが、ここでは厳密に区別したいと思います。
ココで取り上げているのはwebデザイナーです。
サイトのデザイン・構築(場合によっては運営までも)を行う業務です。
CGデザイナーとは違うんで、そこんトコよろしく。
で、そのwebデザイナーの収入等を紹介していきたいのですが、
うーん、この業界も厳しいんですねー。
今回認識を新たにしてしまいましたよ。
以前なら100万円という噂もあった
大企業クライアント相手のサイト構築・運営で、
現在約50〜60万円が相場。
もちろんコレはサイトのページ数等によって変動しますが。
個人や中小企業相手のサイトデザイン等で
(これもサイトのページ数等によって変動しますが)
10万円〜30万円程度。
これらの数字が収入の骨子で、
これに色々と付加価値をくっつけて売上をアップさせるんだそうです。
例えば、+フラッシュムービーで5万円とか。
サイトのコンセプトまで考案して+10万円だとか。
こういう細々した仕事までこなしてなんとか喰ってるのが現状とか。
いやー失礼いたしました。
肝心の仕事の営業に関してですが、
現在ではこの業界にも大手広告代理店が参入しているらしく、
大企業クライアント相手の場合は、
このような大手広告代理店の下に付くか、
もしくは敵対関係となってコンペに参加するのが一般的。
中小企業や個人相手の場合には、
やはり個人的なコネクションがモノを言うみたいです。
以前は結構いた「突然webデザイナー」も減ったようで、
現在ではデザイン事務所等にまず入社、
修行した上での独立が一般的になっているとか。
うーん、これも時代の流れですかねー。
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