第472回
今年の上半期のNo.1コラムは?
今年も早いもので、1月1日に年初の挨拶をみなさんにしてから、
半年経過してしまいました。
昨年から、半年毎にアクセスの多いコラムの発表をしています。
アクセスの多いコラムの発表をするコラムのアクセスが
一番多かったということもありましたが、
好評なので、また、やってみました。
HiQで、他のコラムを書いている方も、やってみると、
読者のみなさんが
どのようなタイトルに興味を持つかがわかって面白いと思います。
では、今年の上半期のコラムの第3位は、
第429回の「『派遣切り』というけれど」でした。
このコラムは、昨年末話題になった、
派遣社員に対する解雇や契約期間満了により
契約を終了することについて、
マスコミがどちらも「派遣切り」として、
企業を批判しているということを取り上げたものです。
毎日のように、テレビで取り上げられていたので、
みなさんも関心があったのかもしれません。
その後、景気は回復したとは言えず、派遣社員だけではなくて、
今は正社員の解雇などが問題となっており、
今ではあまり「派遣切り」は
取り上げられなくなっているような気がします。
第2位は、第433回の「2000億円のものが100億円に!」で、
郵便局の簡保の宿が2000億円で作ったものが
100億円で売却されるのは不当だと議論されているけれども、
赤字で収益が上がらない建物なら
2000億円で作っても100億円でしか売れないことは
十分ありうるという話しをしたものです。
では、上半期アクセス数が多かった第1位のコラムは、
何かと言うと
第463回の「株式投資なら年5%の利回り?」でした。
これは、ファイナンシャルプランナーの家計診断などで、
将来の生活に備えるために株式投資を増やしたらよい
というようなアドバイスをしているのを見かけるけれども、
ここ10年や20年の期間では、
日経平均を取ってみると年5%の利回りどころか、
元本割れの状態なので、
安易に高い利回りを得るためとして
株式投資を勧めてしまうのはどうかな?
ということを書いたものです。
(新聞や雑誌の紙面では字数の関係で
そのリスクの説明する場所がないのは理解していますが)
さすが、HiQを読んでいるみなさんは
株の話題には関心があるようです。
では、下半期もよろしくお願いします。
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