弁護士・高島秀行さんが紹介する
事前に備える賢い法律利用方法

第434回
子供を健康に育てるには

僕は、日本体育協会スポーツ少年団
「ジュニアスポーツ法律アドバイザーシステム」
ワーキンググループのメンバーをしており、
少年スポーツ関係の仕事もしています。

先日、「ジュニアスポーツの育成と安全・安心フォーラム」
に参加してきました。

その中で、お医者さんや大学の先生からの発表がありました。
新聞でも報道されていましたが、
子供が運動する子としない子に二極化されているそうです。

そして、子供なのに、糖尿病や骨折が増えているようです。
30年前の子供は、1日に2万3000歩も歩いていたそうですが、
今の子供は、1日に1万歩を切るそうです。

正に、今の子供が抱えている問題は、
運動不足の大人の抱えている問題と同じようです。

原因は、子供が外遊びをしなくなったからだそうです。
子供が外遊びをしなくなった原因は、
遊び場所がないということなのか、
みんな習い事をするようになったからなのかよくわかりません。

しかし、子供が外遊びをしないと、食欲が低下するし、
体力も低下し、人間関係の形成力も失ってしまうそうです。

昔と違って、子供は放って置いても、
外で遊ぶということはないようです。

本当は、スポーツという大人のルールでなくて、
子供同士の外遊びの方が子供にとっては良いようですが、
今の状況で、子供を健康に育てようとしたら、
地域や学校でスポーツをさせるしかないのかもしれません。


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2009年2月19日(木)

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