第22回
カフェ開業のスタートに立つ その2
名刺の数は退職金
カフェの開業へのスタートを決意したら
すぐ自らの貸借対照表を作る事をおすすめします。
左側の借方(かりかた)に自らの資産
(1)今すぐ現金になるもの
(2)現金化する時に役立つ保証の数々
(1)と(2)はカフェの開業に必要な店舗を借りる資金や
内装工事、厨房工事等の設備資金になります。
もう一つの現金にならない資金も大切です。
今の仕事から転職をする場合、
カフェの開業に必要な知識や技術は何もないのが普通です。
しかし本当は何もなくないのです。
今までのビジネスの世界、
プライベートな世界で多くの人達と知りあいになりました。
この方の名刺と電話番号こそ、
資産として大いに役立つのです。
まさしく名刺の数は退職金に匹敵するのです。
資格も大切な資産の一つです。
開業に役立つ、簿記や食品衛生管理の資格は
現在の仕事に就いていても取得する事が出来ます。
短期間でも一日4時間働ける余裕があれば、
実際のカフェの現場で働いて、
店の実際を知る事も決して不可能ではありません。
資格と云いましたが、
要は小さな自信を一つ一つ積み上げる為の方法なのです。
ですから実際にカフェに体験入店したら
それは、カフェ開業の資格を得ると云っても良いのです。
私も名刺の数が退職金でした。
ドトールコーヒーを退職して
二日目からコンサルタントの仕事が出来たのも、
名刺の方々の尽力でした。
紹介ビジネスは飛び込みセールスの100倍強いを
身を持って体験したからです。
ありがたいと思っています。
『10年前の名刺の肩書の人が
自分の人生を決める場合がある』
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