第956回
北京留学生が“三全公寓行きの虎の巻”を作成
私と友人たちは今年の1月に、
香港でセミナーを開いたときとおなじように
北京でのセミナーも、
現地集合、現地解散のスタイルで、
ひらくことにしました。
というより、手薄い陣容でやっていますので
そうするよりほかないというのが正直なところです。
もっとも、いまの若い人たちは、
学生時代から海外旅行に出かけ、
自分なりの工夫を凝らして
外国を旅することを楽しんでいますので、
こちらのほうが自由でいいと
考えているところがあります。
しかし、年配の人たちは、
数多く海外旅行に出かけている人でも、
旅行会社や誰かがお膳立てしたコースに乗って
旅行しているのがほとんどですから、
自分で、飛行機の切符を買ったり
旅行先の飛行場についたあと、
タクシーの運転手さんにたのんで、
宿舎まで運んでもらうといったことに、
苦痛や不安を感じます。
そうした気配を感じとってでしょう、
北京に留学していている松尾勝さんが
“三全公寓行きの虎の巻”を
つくってくれました。
「1.タクシー(出租車)での接近する場合
三全公寓はけっこう有名な建物で、
大抵の道路地図にも載っています。
空港や市内でタクシーに乗った後
添付の地図を見せて、三全公寓を指差しつつ
『さん ちぇん ごん ゆぃ!(三全公寓!)』
と“大きな声で”伝えれば、
たいていのタクシー運転手は
何も言わずに運んでくれます。
空港からなら100元あれば足りるハズです。
ただしメーターの料金とは別に
高速道路料金(10元)が必要です。
2.街で流しのタクシーを拾った場合など
上述の方法では通じないときは、更に
『かいびんすーじー ふぁんでぃえん、 ぱんびぇん!』
(ケンピンスキーホテル:凱賓斯基飯店のそば!)
と言ってください。
凱賓斯基飯店すら知らない運転手の車には
乗らない方が無難です」
ちなみに、1元はだいたい13円です。
次回も“三全公寓行きの虎の巻”の続きを
ご紹介いたします。
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