第798回
「次の夢は実際に上海で仕事をすることです」
夏休みを利用して上海に短期留学します
と言っていた女性から、
上海と北京を訪ねたことを
伝えるメールをいただいた話の続きです。
「上海より戻りました。
街はいつもネットで読んでいるせいか、
割と予想どおりだなと感じました。
そして、実感として『ここは住める』と感じました。
中国語のレッスンのほうも楽しかったです。
マンツーマンでした。
まわりはずーっとまじめな
教科書どおりのレッスンなのですが、
私たちは教科書はそこそこにして、
今の日本、中国、お互いの目標、生活など
たくさん話しました。
私はつとめて中国語をつたないながらも使いながら。
教科書を読むだけなら、日本でできますものね。
北京にも行き、念願の『三全公寓』にも行ってきました。
さすが、です。
イタリアンレストラン、イル・ミリオーネにも行きました。
ここに来た理由などをウエイトレスさんに話すと、
なんと泊シェフみずからテーブルにきてくださり、
少しお話しました。
会計時にはだいぶお安くまでしてくれました。
味はもちろんおいしかったですが、
それ以上に思い出深いレストランになりそうです。
次は実際に上海で仕事をすることです。
自分がこうありたい、こうしたい、
と思うことは今までのところ、
大枠ではそのとおりになっているような気がします。
もちろんすべてがかなうわけではありませんが、
どんなときも希望をもって前進したいです。
これはとても単純なことですが、
とても大事なことだとつくづく思います。
逆にこれがあればどんなに苦境でも大丈夫な気さえします。」
さてこの女性は邱さんの本を探してよく読んでいます。
たまたま2月のセミナーのあと、
一緒に食事したとき
私は『女の財布』を持っていましたので
お読みくださいとプレゼントしました。
そのとき『貧しからず富に溺れず』を読みたい、
とおっしゃっていまして、6ヵ月後の発表会のとき
この本が見つかりましたかと聞くと
まだだといいます。
若い人は忙しく
本を探すヒマがないかもしれないと思い、
ネットの古本屋さんにでていたので
この本を仕入れていましたので、
送ってさしあげました。
彼女にはぜひとも念願を
達成してほしいと思っています。
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