第683回
「お母さん、それって宗教になっていない？」

ある方から
「名古屋でセミナーをひらけば
　参加する人は結構いらっしゃると思いますよ」
と言っていただきましたが、
その言葉をいただいてから、日を追うごとに、
セミナーに応募してくださる方がふえてきました。

そうした中には、
9歳と16歳との二人のお子さんのお母さんとして、
そしてご両親、ご主人を含めた
６人家族の切盛り役として活躍される方が
いらっしゃいます。

この方は、平成13年に発刊された
邱さんと糸井重里さんの対談集
『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』を
２年前に図書館から借って読み、
「邱さんのお名前は前から存じ上げていたけど、
　お金をこれほど正面からとらえ、
　道理にあった話をされる人だとは思わなかった」
と邱さんへの見方がすっかり変わったそうです。

このことがきっかけになり、
毎日インターネットカフェに通って、
「もしもしＱさんＱさんデス」を読むようになり
そのうちに、どうしてもパソコンが欲しくなって
その願望をかなえ、同時に邱さんの本を
たくさん読むようになりました。

なかでも印象深いのが、
邱さんの経済評論をまとめたエッセンス本
『経済学のエッセンス』で、
日本が戦後、成長できた理由が　
誰にでも理解できるように書かれていて
たいそう感激したとおっしゃっています。

そして２年前から中国株を始め、
「始めたとたん周りの景色が変わり、
　以前よりずっと生き生き、
　わくわくと暮らせています。」
ともおっしゃっています。

そして、ご家庭のなかで、なにかにつけ
邱さんのことを話されるのでしょうね。
「先日、子供から
　『おかあさん、それって宗教になっていない？』
　といわれ、さびしい思いをしています。
　みなさんとお知り合いになれれば嬉しいです」
とのことです。

私はこのメッセージを拝見し
ご一家のにぎやかな雰囲気が伝わってきて
とても楽しい気分にさせていただきました。
私と同じような印象を持たれる方が
多いのではないでしょうか。