第80回
便利なアジアの空港を活用する
先日、日本航空が地方空港発のホノルル線の運休を発表しました。
10月および11月以降、札幌、仙台、広島、新潟発の路線を運休。
航空不況の中での路線のリストラということでしょう。
空港にもよりますが、地方発の国際線は総じて減少傾向にあります。
ただ、ソウルや香港などの近場アジアへの便が就航している
空港は少なくない。
ソウルや香港からは欧米やオセアニア、アジア各地への路線が
豊富にありますから、乗り継ぎ空港としての利用価値は大です。
大韓航空を使ってソウル乗り継ぎヨーロッパへ行く場合、
出発当日に現地に着けるケースも多い。
香港を拠点とするキャセイパシフィック航空は、
南アフリカやドバイ、オーストラリアのパースなど、
日本からの直行便がなかったり、少ない旅行地への
便を就航していてアクセスがいいケースが多い。
地元発アジア経由の海外旅行。
すでに利用している人も多いと思いますが、これは使えます。
乗り継ぎだとマイレージをよりたくさん稼げるという
オマケまで付きます。
アジア空港経由の利点はもうひとつあります。
乗り継ぎ地で滞在して、そこでの「旅行」も楽しめるのです。
昔からある旅行のパターンではありますが、
久しぶりに香港やソウルに立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
関西圏の旅行者も、欧米など地元からの路線が少ない旅行地なら、
アジア乗り継ぎは利用価値ありです。
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