旅行記者・緒方信一郎さんの
読んでトクする旅の話

第59回
たとえ仕事でも出かける前は

国内も海外ももう何度旅をしたか忘れましたが、
出かける前の日は、今でもやはり気分が違います。
たとえそれが仕事であっても、どことなく嬉しいものです。
いろいろな交通機関を使って移動するのは苦痛ですが、
行った先では何かしら新しい発見があるもので、
海外取材ともなれば、それはなおさらです。
私が「旅行」という、仕事とはいっても、
そのテーマが遊びだからでしょうが。

数年前ですが、日本旅行業協会が作った資料に、
旅をすると病気をしにくくなったり、
体が活性化される効果があると書いてありました。
まあ、半分は観光促進のためのこじつけに近いレポートという
感じがしたのは事実です。
ただ、半分はそうかもしれないとも思えました。

旅から帰って来るとまず感じるのは、
かなりストレスが発散されているということです。
体はヘトヘトに疲れていても、さほど苦痛ではありません。
オフィスでカンヅメになった後の妙な疲れに比べれば、
天と地ほどの差があるのではないでしょうか。
旅がストレスの発散や体の活性化にすごく効果があるとなれば、
そんないいことはありませんし、そのおトク度はまさに倍増です。
どこかの学者さんがはっきりとした裏付けを
してくれないものでしょうか。


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