第14回
自家用ジェットはいかが? その2
アメリカ『フォーブス』誌が指定するトップ100社のうち、
半分以上の企業が自家用ジェットを持っているそうです。
会社で自家用ジェットを持つ利点としては、
まず時間の制約から解放されます。
出張先で商談が長引くと、それがたとえ大切な商談でも、
飛行機に間に合わないと途中で切り上げなくてはいけません。
しかし、自家用ジェットならそんな心配は無用。
余裕を持って商談でき、場合によっては、
取引先と商談後のお酒を楽しんでから帰ることもできます。
乗客は社員だけですから、ハイジャックに遭う心配もありません。
そんな事件はめったに起こることではありませんが、
こんなご時世ですから万が一のことを考える経営者もいるわけです。
顔見知りばかりでリラックスできれば、現地に着いてからの商談も、
よりスムーズに行くかもしれません。
さて、気になる値段ですが、やはりかなり高額です。
ハイテク機だと20億円から40億円くらい、
維持費だけで年間3億円。安いジェット機でも4億円程度はします。
レンタルも可能ですが、1時間50から60万円が相場。
日本には「自家用ジェットなんて贅沢」という風土があり、
経営者でも自家用ジェットを持っている方は少ない。
ですが、「出世すれば自家用ジェットで出張できる」となると、
社員の働くモチベーションが上がるかもしれませんし、
安全性の向上に役立つともいえます。
経営者の皆さん、自家用ジェットを採用されては?
社員としては、自家用ジェットに乗ってみたいなら、
そういう会社に転職、あるいは就職するのも手かもしれませんね。
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