元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1996回
聖徳太子なら今の日本をどう活性化するか

「大抵の社長は仕事の合間に養生を考えているが、
僕は養生の合間に仕事をしているんです。
毎朝、ウンチの色を日記につけて楽しんでおります。
あっハッハッ」
「僕は、ウチにいるときは、すっぽんポンなんですよ。
人間、生まれたままで過ごす――、
これぞ長寿快適のヒケツです。あっハッハッ」――、
81歳にして「病気知らず」という、
僕の敬愛する「医」「食」「財」の養生の達人=
小石原昭さん(情報企画集団「知性アイデアセンター」社長)の
豪放磊落な「元気長寿」の秘訣の話の続きです。

とにかく、小石原さんは「活力源の塊」のような人なのです。
その人生の辞書には「隠居」などという言葉はないわけで、
いつも社員の先頭に立ち、世間をあっと言わせる
『情報先取りのセミナー』を催し、
また、錚々たる大企業や自治体のトップに
発想転換のアイデアを提案し、
事業創生、社会活性のためのプロジェクトを実現させています。

まえに、このコラムで「熱湯経営
と題する新書本を紹介しました。
第1830回「熱湯経営に学ぶ」
副題が「大組織病に勝つ」
“ぬるま湯”を排して奇跡のV字回復、業界トップの座に導いた
大和ハウス工業会長が公開する人間力の経営――、という
これまた元気パワーをもらえそうな一冊でしたが、
(株)大和ハウスの会長兼CEOの樋口武男さんの自伝です。
みなさんの中でも読んだ人がおられるでしょうが、
この本の仕掛人といいますか、
編集プロデューサーが小石原さんでした。
いまや、10万部のベストセラーとなったそうです。

ことしも、長寿元気の達人、
小石原さんの仕事の企画は、
ますますパワーアップしているようです。
この4月、5月には、ひとり一人の心身ばかりか、
沈滞しがちな日本社会全体に元気のエネルギーをもたらす、
画期的なセミナーを開催するというものだそうです。
そのセミナーのテーマは
「聖徳太子なら今の日本をどう活性化するか」という、
なるほど、時宜を得たというか、日本人の
アイデンティティに迫る、豪快にして知的な企画ですね。

●東京開催・4月26日(土) 14時〜17時
パネリスト: 堺屋太一(作家)中沢新一(哲学者)
池田理代子(劇画家・声楽家)千田稔(歴史地理学者)
会場: 大和ハウス工業東京支社 2階大ホール
●大阪開催・5月17日(土) 14時〜17時
パネリスト: 梅原猛(哲学者)塩川正十郎(東洋大学総長)
里中満智子(マンガ家)井上章一(評論家)
会場:大和ハウス工業本社 2階大ホール

この企画は、やはり株式会社大和ハウスの文化フォーラムとして
提案企画されたもので、内容は以下のようなものです。
『太子は当時世界で最先端の大陸文化を導入し、
見事に日本文化に昇華させ、
中国との対等外交を実現し、
法治国家の原型ともいえる律令制を施行しました。
今の日本に 一番求められている 
強力なリーダーシップを発揮し続けた人物です。
「大いなる和」から名づけられた
大和ハウス工業が主催する文化フォーラムは、
「“和をもって貴しとなす”といわれた聖徳太子なら 
今の日本をどのように活性化するか」をテーマに、
各界の多彩な論客により、
日本の将来に夢を与える内容にしたいと思います』

どうです? ちょっと、聞いてみたい、
元気パワーに溢れる企画だと思いませんか。
聴講希望の方は抽選の上、無料招待だそうです。
詳細や応募方法は、以下のサイト1で確かめてください。


1 http://www.daiwahouse.co.jp/forum/


←前回記事へ

2008年2月13日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ