元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1938
なぜ、いまスピリチャル・エッセイなのか?

医療をただの治療の範疇にとどめるだけでなく、
人間丸ごとの「生き方」として、また、
「いのち学」として捉え、
とくに、現代医学が触れたがらない、
心と魂のエネルギーについて書き、また大いに語る、
われらが帯津良一医師の新刊本が、最近、たくさん出ています。

とくに、ガンにかかわる医者の本というと、
手術、抗ガン剤、放射線、さらに免疫療法のいわゆる
「医術」の問題を取り上げ、
まるで患者を「壊れた機械を修理する」ことが
常識だといったものが溢れています。
マスコミも「手術のうまい病院」だとか
「抗ガン剤治療で評判の医師」だとか,
「新薬や新技術でガンがすぐに完治する」だとか・・・といった
まるで医者の治療ガイドラインの
PRのような「医術」の記事を流します。

なかなか、本来の患者が身、魂、心の全体で
悩んでいる現実には触れようとはしません。
もちろん、一方で、いかがわしい霊感商法や健康商法も
跋扈しており、いまの薬事法に触れものが多いわけですから
ますますマスコミも恐がって「いのち」の問題を、
「手術」や「化学薬」の偏狭な医術情報に狭めてしか、
記事を載せません.

患者は、自分の複雑な症状と照らし合わせれば合わせるほど、
世に喧伝されているガン治療情報や、
現実のガン治療は患者のことを考えてくれているのだろうか?
いや、血の通った治療なのか?と疑問を抱くことになります。

言い古されたことですが、昔から
医は仁術といわれています。
仁とは「思いやりの心」ですが、
今大病院へ行けば、看護師さんや事務員たちは
「患者様」などと敬語を使ってはくれますが、
現実の治療は、メス責め、薬責め、検査漬けの
「仁」なんかどこへいったのか?といったものとなっています。
もちろん、問題は病院の対応ではなく、
患者を「ロボットや機械」と同じように扱う
いまの「医学」のあり方、世の中の常識が問題なのです。

ですから、身・魂・心の人間丸ごとの
ホリスティック医療を目指している、
われらが帯津良一医師の機械式医療に警告する、
いのち学の本が多くの人たちに読まれる時代になったのでしょう。
まえにもこのコラムで紹介しましたように、
この年末だけで、帯津さんは対談本を含めて
以下のように6冊も新刊を出しています。
まさに「週刊帯津」の様相です。

「健康問答2」 「いのちの力」
「体内の循環を良くすれば病気は治る!」 「静けさに帰る」
「健康になる格言」 「死を思い、よりよく生きる」

もうすでに、読んだ方もいるでしょうが、
人間の生老病死にかかわる難問の答えを探すべく、
縦横に書き下し、語り合った
長寿時代の先を行く人生読本といえるでしょう。

もちろん、僕たちが出版している
「いのちの手帖」は帯津さんが監修者で、
毎号、巻頭言に寄稿していただいているので、
今出ている新刊本と合わせて読むようにしてください。
きっと、生きる希望と勇気が湧いてきます。
とくに、いま「いのちの手帖」の創刊号は
売り切れになってしまっていますので、
明日、その「いのちの時代へ」という
帯津医師の巻頭言を抜粋紹介しましょう。


←前回記事へ

2007年12月17日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ