元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1859回
「乳ガン・子宮ガン」対談

いま発売中の「いのちの手帖」第4号は
とくに女性の患者さんや家族のみなさんに必読です。
というのは巻頭の対談で、
逸見晴恵さん VS イディス・シーさんによる
「●ときめき対談● 子宮ガン、乳ガンを超えて――
もっと、わくわく、 もっと、輝いて・・・
〜この10年は”生きがい探し”の旅でした〜」
という、20ページの大特集を組んだからです。

逸見晴恵さんは、ご存知の方が多いと思いますが、
14年前にフジテレビの名アナウンサーの
逸見政孝さんを胃ガンで失い、
自らも子宮頸ガンと13年闘ってきたかたです。
エッセイストで、
株式会社オフィスいつみ・代表取締役社長として、
講演に執筆に活躍しておられます。
イディス・シーさんは、米国籍の台湾の方で、
乳ガンと子宮頸ガンで10年、上手に克服してきた方で
中華国際癌病康復協会理事長をされています。

逸見晴恵さん(左)とイディス・シーさん(中央)

いわゆる女性ガンの長い体験の持ち主というわけで、
ぜひにと、対談をお願いし、
病院や医師に聞いても解らない、
乳ガン、子宮ガンを乗り越える知恵とノウハウを
たっぷりと語っていただきました。
女性の方たちはもちろんですが、
ご主人やボーイフレンドの男性読者にも役立つ、
秘話が詳細に語られていますから、ぜひ通読してみてください。
司会は、ガン延命9年の僕が担当しましたから、
まさに、ガンを10年乗り切るための
スローヘルスなメッセージが詰まっています。

この対談の前口上に以下のような
メッセージを書いておきましたので、
ここから読み始めてください。

「〜ときめき対談を読む前に〜
本誌「いのちの手帖」の読者のみなさんもご存知のように、
逸見晴恵さんは、フジテレビの名アナウンサーであった
夫の逸見政孝さんをガンで失ったばかりでなく、
涙もかわかぬ半年後、自らも子宮頸ガンに見舞われました。
もうひと方、台湾回りでアメリカからお越しいただいた
イディス・シーさんは10年前に、
乳ガンにかかり、続いて子宮頸ガンに襲われました。
お二人とも同じ歳で、同じようにガンと闘って10年以上、
ご自身の闘病はもちろんのこと、
仕事、家庭、そして子育ての真っ只中でしたから、
他の人に比べるたら、
かなり波乱の人生を歩んでこられたことになります。

最近は、ガンの定期健診も普及してきたというのに、
乳ガンの患者さんは500人に一人、
子宮ガンは1250人に一人といわれ、
まさに、このふたつの女性ガンが急増。
多くの女性と家族を悩ませているわけですが、
本日は、その貴重なガン克服体験はもちろんですが、
その後の生き方といいますか、
生き甲斐探しのさわやかな知恵についても、
おふたりから、じっくりと伺いました。

なお司会は本誌編集長の関根進が担当し、
対談の途中ではイディス・シーさんの夫で
国際癌病康復協会理事長の盧繼徽さんも特別参加。
闘病の様子を語って頂きました。
また対談後に行われた、
来日中の王振国医師との歓談の模様も
特別コラムにて掲載いたしました。
女性特有のガンがいかに大変か? 
世の男性諸氏もあなたの奥さんや娘さんを
より深く理解するためにも、
この対談を熟読玩味して
新たな家族設計の参考にしていただきたいと思います」


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2007年9月29日(土)

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