第1855回
早寝早起き、粗食、適度な運動
納得した治療・養生が出来たか?
悔いない人生を歩めたか?
前回、いま発売中の「いのちの手帖」第4号には、
ガン患者さんやご家族の貴重な体験闘病記だけでなく、
帯津良一先生のほか、
心あるホリスティックな医師からの、体のみならず、
こころも魂も高める治療法のエッセイも掲載していると書きました。
こうした記事も参考にしつつ、
あなたらしい治療設計、人生設計
を工夫していただきたい――
この話の続きです。
そのホリスティックな医師のエッセイとは、
東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックの
川嶋 朗医師です。
まえにこのコラムでも近著の
『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社文庫)
という本で紹介しました。
専門は腎臓病の内科医ですが、東洋医学の鍼灸から
ホメオパシー、バッジフラワーと言った代替療法も組み合わせて、
個人個人あったオーダーメイドの治療を施している先生です。
50歳の働き盛りで、とても快活な医師で、
僕はおそらく、帯津医師に次ぐ、
次世代のホリスティック医療のエースだと思っており
今回、寄稿をお願いしたわけです。
タイトルは、
◆いきいき診察室
「人は自然から遠ざかるほど
病気に近づく」というものです。
以下、さわりを紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
*
◆いきいき診察室 川嶋 朗
「人は自然から遠ざかるほど
病気に近づく」
自然治癒を信じますか?
実は誰も疑わない自然治癒があります。怪我です。
怪我はなぜ自然に治るのでしょう?
治るように遺伝子にプログラムされているからです。
では治らないといわれている疾患は
なぜ自然に治らないのでしょう?
例えば本態性高血圧症はどうでしょう?
治るように遺伝子にプログラムされていないからですか?
「先生、高血圧や糖尿病も治るんですよ。」
と大変貴重な意見をくれた後輩がいました。
彼は以前某刑務所の医務室に勤めていました。
生活習慣病を抱えて入所してくる囚人は多くの場合、
悲惨な生活態度ですが、入所と同時に
早寝早起き、粗食、適度な運動を強いられます。
これを続けると
たいていの生活習慣病は治ってしまうのだそうです。
つまりどのような病気も自然に治れるように
遺伝子にプログラムされているはずなのです。
癌も例外ではありません。
病気を外的として
排除しようとするだけでは決して治れません。(以下略)
*
どうですか?
とても分かり易くて、読むと勇気が湧いてくると思いませんか?
興味が湧いてきたら
「いのちの手帖」第4号で読んでみてください。
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