第1763回
「患者漂流」しないために!
「年金不払い」「介護保険料のネコババ」
「医療費負担増」そして「患者漂流」「ガン難民化」――、
これからの少子高齢化社会を、
間違っても「美しい国」などと幻想してはいけない・・・、
自分のいのちは自分で守ろう・・・
そのためには、拙著『ガン延命学新書』の巻末付録
「いのちの手帖」を活用して、
自分サイズの「いのちの設計図」を作ろうという提案の続きです。
『ガン延命学新書』巻末付録の「いのちの手帖」は、
以下の3つの項目から構成されています。
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ガン延命学新書
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付録(1)もしガンを宣告されたら「いのちの情報手帖」
付録(2)自分のカルテを持とう!「いのちの患者手帖」
付録(3)医療費負担の激増に負けない「いのちの家計簿」
付録(2)自分のカルテを持とう!「いのちの患者手帖」には、
(1)医師のリスト(2)あなたの病歴(3)あなたの入院歴
(4)家族の病歴(5)検査のリスト(6)手術の経歴
(7)抗ガン剤の治療歴(8)放射線の治療歴(9)薬のリスト
(10)ビタミン、健康食品、漢方薬などの服用リスト
(11)免疫療法などの代替療法や食事法、
呼吸法などの養生法のリスト――
を挙げてあります。添付写真のように、
空欄に、あなたの病歴、症状変化、治療歴、養生歴などが
記入できるようになっていますから、
あなたの「いのちの設計図」の
作成や変更の手助けになることは間違いありません。
「患者漂流」「ガン難民」にならないためにも、
あなた自身の「いのちの手帖」を作ることをおすすめします。
なお、あらかじめ、この手帖を空欄のままコピーしておけば、
記入項目が多くなっても使えますし、
携帯用ファイルとしても使えますから、
いろいろ工夫してお使い下さい。
また、付録(3)医療費負担の激増に負けない「いのちの家計簿」
は、以下のような構成です。
●2006年10月〜、公的保険の自己負担率はこう変わった
●2006年10月〜、高額療養費制度の仕組みはこう変わった
●治療費、入院費の自己管理ノート「いのちの家計簿」
「一日の入院費用の平均1万5千円」
「ガン入院治療費100〜150万円」の時代――にどうするか?
本書では2006年10月から高齢者・自己負担増となった
公的医療保険制度の仕組みと、
高額医療費を還付できる高額療養費制度の活用について特集。
医療費負担を軽くするには、以下3つの制度活用をあげました。
1・高額療養費制度を活用して、お金を還付してもらう
2・個人の生命保険やガン保険を利用する
3・確定申告をして医療費控除を受ける。
さらに自分の治療費、入院費を空欄に書き込める、
自己管理ノート=いのちの家計簿を付録としてつけましたので
ぜひ活用してみてください。
まさに、これからは、いのちをめぐる「悪い世の中」です。
もし、あなたが、ガンにかかってしまったり、
家族や親友の方がガンのような難病に襲われたら、
いまいちど、拙著「希望こそ良薬 あきらめは毒薬――
ガン延命学新書」を読み返して、
身・魂・心の全体を高める温和療法=
スローヘルスの効用を見直してください。
創造的健康学、創造的処世学を身につけてください。
ただ、国が認める化学劇薬に頼る、
大病院のメスにすがるだけでなく、
わが身、わが心、わが魂の「いのち」の
エネルギーを上げるために、
自分の症状、体力、性癖、環境にあった
『攻めの養生法』を組み立てましょう。
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