元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1589回
自分軸を取り戻そう

元旦の挨拶に代えて、
2007年こそ「いのちを大切に時代」だ――、
自分を輝かせるために生命場のレベルを上げよう――、
と、「己のいのちは己で創ろう」という
スローヘルス(創造的延命学)に基づくメッセージを送りました。
そして、この春、お届けする「いのちの手帖」第3号では、
「病院では聞けないホントの話」
「からだにいいことしてますか?」

「明日を見つめて・・・、ガンが教えてくれたこと」と、
「自らのいのちの場のエネルギー」を高める
メッセージ・エッセイのほか,、とくに女性の方に必読の
特別企画を準備しているという話を書きました。

マスコミに乳ガン告白をした女優の宮崎ますみさんと、
気鋭のスピリチャル・カウンセラーとして注目されている
洞沢鯉江さんによる
「自分を輝かせるためのトキメキ対談・5時間」30頁です。
サブタイトルは『なぜいま、「治し」から「癒し」なのか?』
というもので、ことガンに限らず、
複雑な人間関係がもたらす鬱病や不安、
自殺願望症などスピリチャルな病気の蔓延に備えるには
どうすればよいか?という、
今年最大の「いのちの課題」に答える、
ずばり「魂の深奥」「心の襞」に迫る特集です。

しかし、一口に「自分らしく輝く」
「自分軸を取り戻す」といっても、
なかなか難しい時代に突入したわけですが、
おふたりは、いまこそ、
スピリチャルな危機から脱出するチャンス、
体やモノだけに拘るのではなく、
心や魂のレベルを上げることによって、
自分らしく輝くことが出来る「時代」だという、
とても発想のモノサシの大きな話なのです。

まだ、この対談特集の編集中ですので、
事前に紹介するわけには行かないのですが、
その冒頭のさわりを紹介しておきましょう。

もちろん、年頭にあたって、みなさんもそれぞれ、
健康に、仕事に、さらに家族の幸せを願って
「自分を輝かせる」ための
目標や養生訓、処世訓を用意されているはずですから、
少しでも、そのエネルギーを高める支えとして、
役立てることができれば、うれしいと考えるからです。

           *

●自分の時間軸を取り戻そう

司会 先日、日本のホリスティック医学界
のエースといわれる東京女子医大の川嶋朗先生の
「ほんとうの医療とは何か」という講演を聞きに行ったのですが、
「自然から遠ざかるほど病に近づく」という古代ギリシャの医聖・
ヒポクラテスの金言を強調しておられたのが印象的でした。
つまり、ただ体の各臓器を診るのではなく、
人間のいのちを「体・心・霊性」から構成される存在ととらえ、
もっと大きな生命体として総合的に考えよう、
「癒し」と「治し」を統合しようというわけです。
ちなみに、「治し」と「癒し」といえば、
ガンに負けずに女優業を続けている宮崎さんも、
ヒーラーとして個人指導や
企業内コーチングをしている洞沢さんも、
忙しい仕事の合間をぬっては、
瞑想や呼吸法で心身の安定を計ったり、
さらにパワースポットに旅したり、
“日常から離れる時間”を上手に作って、
自らを高めているようですが、洞沢さんは、
最近、宮古島の大自然の中で
いのちのエネルギーを高めているようですが・・・。

宮崎 えーっ、宮古島ですか? 何回も行っているのですか?

洞沢 1年半前、エハン・デラヴィ(Echan Deravy)
というスコットランドの
意識研究家に誘われたのがキッカケですが、
大自然の優しさに抱かれて、
何億光年続く天空を美しく彩る光や影を見ていると、
サインとか事象とか、いのちのメッセージが聞こえてくるのです。
思いもよらぬ気づきが頻繁に起こりました。(略)


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2007年1月2日(火)

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