元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1558回
新刊「ガン延命学新書」からのメッセージ

12月10日発行の
新刊拙著「ガン延命学新書
〜希望こそ良薬 あきらめは毒薬〜」

(関根進・著 書斎屋・刊 定価900円・税送込)の
【まえがき・メッセージ】の紹介の続きです。

               *

【まえがき】
希望こそ良薬、あきらめは毒薬――
本書を心のマッサージ読本として、
ゆったりとお読み下さい


●ガン難民化――明日はわが身と心得よ
いまや、平均寿命が80歳といわれるにも関わらず、
二人に一人がガンになる、
毎年32万人がガンで亡くなる、
そして、300万人以上の人が
再発と転移の不安に慄きながら延命している――、
なんとも不可解な長寿災難時代を迎えています。
そればかりではありません。
ガンそのものでではなく
「ガン治療で死を早める患者」が増えているのも実態です。
長くガンと闘ってきた患者さん、
また拡大手術、連続大量抗ガン剤の投与の末に、
苦悶する患者を看てきた
家族のみなさんならお分かりでしょうが、
この「ガン治療死」への疑惑と不安は、
いつも心の隅にこびりついて離れないはずです。

これに加えて、院内感染による
死亡、医療過誤による事故死が後を絶ちません。
日本経済新聞に以下のような記事が出ていました。
「2005年の1年間に国立病院や大学病院など
主要な272施設から報告された医療事故は1114件で、
うち143件(12.8%)が死亡事故だったことが8日、
財団法人日本医療機能評価機構の集計でわかった。
重い障害が残る恐れのある事故も159件(14.3%)、
軽い障害が残る恐れのあるものは
594 件(53.3%)に達した」

ガンの患者は、溢れる情報洪水の中で溺れています。
ますます「ガン難民化」が蔓延しています。
周到に、情報収集をし、
医師にインフォームドコンセント(説明責任)を求め、
別のいい医師がいるとわかれば
セカンドオピニオン(第二の意見)を求める――、
徐々にですが、治療の選択肢も広がってきましたが、
よほど、自分を確かにして、
この人生最大のいのちの危機に対処しないと、
せっかくの長寿謳歌時代を長寿災難時代、
いや長寿寝たきり時代として
泣き寝入りしなければならない・・・
まさにガン難民時代の到来です。

           *

この本の巻末付録には「いのちの情報手帖」
「いのちの患者手帖」
「いのちの家計簿」という、
書き込み式の「いのちの手帖」がついていますから、
使い勝手もよいはずです。
まさに患者のために役に立つ、面白くて為になる
「いのちの手帖・新書版」だと思っていますので、
興味のある人は読んでみてください。

但し、一般書店では販売しない直販方式ですので、
お手数でも、購入方法については、別掲のように
スローヘルス研究会宛、
以下のメール・アドレスにお問い合わせ下さい。
sekine@9393.co.jp


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2006年12月2日(土)

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