第1381回
ガン市民講座のメッセージ(2)
6月16日〜18日に開かれる
「アンチエイジング国際シンポジウム」
の分科会・市民講座のひとつとして、
僕たちスローヘルス研究会のメンバーによるセミナー、
「ガン患者とアンチエイジング〜
ゆったり長生き! スローヘルス(創延命)患者学のすすめ」
が開かれます。
その話の続きです。
●場所=ホテル・グランパシフィック・メリディアン(東京・台場)
●日時2006年6月17日(土)午後1時〜5時
この「市民講座」に限り、参加費無料です。
参加希望の方は予約登録制ですので、
AISETのホームページ※1を開いて
「市民講座」の項目から申し込んでください。
さて、前回、第1部「基調講演」
のキャンサーフリートピアの代表医師・三好立先生と、
翻訳家で元東大講師の藤野邦夫さんからの
講演に先立つ【メッセージ】を紹介しましたが、
第2部「生還患者のパネルディスカッション」
の出演者からのメッセージも紹介しておきます。
ちなみに、第2部の構成は以下のようなものです。
【第2部 ガン患者学・パネルディスカッション&質疑応答】
●生還患者の立場から
ゆったり いきいき!スローヘルス患者学の体験記――
その治療法、養生法、処世観
・黒川宣之 前「週刊金曜日」発行人
多重ガン(前立腺ガン、大腸ガン、胃ガン)を克服して11年
・宮崎ますみ 女優
乳ガンを告白して・・・
寝る前の1時間、瞑想と祈りを
・小澤恵子 元ブリティッシュ・カウンシル留学情報室室長
肺ガン、そして脳転移を超えて14年
・藤野邦夫 翻訳家、元東京大学講師
前立腺ガン、治療入院たったの一日、ブラキセラピー療法
・関根 進 スローヘルス研究会会長、
季刊「いのちの手帖」編集長
食道ガン、「切らず」に治して8年
このメンバーに、基調講演の三好立医師にも加わっていただき、
この長寿災難時代に「いかに、ゆったりと長生きできるか?」
というスローヘルス延命学のテーマについて、
治療法、養生法、処世観の3つの側面から意見を交わし、
会場のみなさんとも質疑応答を交わすというコーナーです。
ちなみに、ご存知のように、
僕自身は難治療といわれる食道ガンの手術を拒否して、
抗ガン剤+放射線治療、
さらに漢方複合薬や玄米菜食食養生法といった
ホリスティックな治療の組み合わせで健存延命、8年目。
爾来、ガン治療にはさまざまな選択肢があること、
あくまで悔いなき「患者主体の治療設計」を立てるべきこと、
さらに「スローヘルス(創延命)患者学」=
「心身にやさしいホリスティックな患者学」
を提唱して来たひとりの患者ですが、
市民講座の開会にあたって、
〜ゆったり長生き!
スローヘルス(創延命)患者学の「5つの発想法」〜
と題して、以下のようなメッセージをプログラムには書きました。
*
この長寿時代をいかに「元気に、ゆったりと過ごすか?」
本日は、患者主体のスローヘルス患者学=
創延命患者学の治療法、養生法、そして処世観について、
市民講座を進めていきたいと思いますが、
これから一人一人がしっかりと心得るべき
「いのちを掴む、新しい5つの発想法」
について提案したいと思います。
(1)これからは一人一人が「患者学」を持つ時代だ
(2)なぜ「ガン患者学」は大切か?
(3)「スローヘルス」(創延命)とは何か?
(4)「アンチエイジング」(抗老化)&
「スローエイジング」(延老化)
(5)ガン患者と「ホリスティック医療」の実践について
※1 http://www.aiset2006.jp/
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