元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1338回
電車を待つ間にも出来る気功法

日常、ちょっとした時間に出来る
「鵜沼式・9つの簡単気功法」のうち、
電車やバスを待っているうちにもできる「站功」の
習得法の話の続きです。

季刊「いのちの手帖」で連載中の
鍼灸師であり、気功師である、
鵜沼宏樹さんが「がんを治す在宅療法大事典」※1
分かりやすく解説しておられますので、
そのポイントを紹介しておきます。

          *

「站功」には多くの種類があります。
が、基本站功と見なされているのは、
三円式と下按式の二種類です。

●三円式というのは、
体のなかに三つの円をつくる立ち方です。
両足を肩幅に開いて少し内股で立ち、
膝はゆるめて、
両太腿の内側がやや弓形になるようにします。
ここにかすかな緊張が生じます。
これがまず第一の円です。

正確には半円形ですが、
腰はまっすぐに伸ばし、
胸は含胸抜背(胸にゆとりを、背はのびのびと)。
両腕を上げ、両手は乳頭の位置で、
あたかも木の幹を抱えるように円形をつくる。
これが第二の円。

さらに両手の指をある程度の緊張をもたせながら、
内側に曲げ、両手のひらでボールを抱えるようにします。
これが第三の円です。
正しく両手の掌心(手のひらの中心)が
向き合うようにし、
両手の間隔は20センチほどです。
頭部はまっすぐにし、口は軽く閉じます。
両眼は半眼で、一〜二メートル前方を見るようにします。
これが三円式站功の姿勢です。
三円とは下肢でつくる円、
両腕でつくる円、
そして両手でつくる円です。

●下按式とは、
両足は肩幅に開き、
両腕は体の両側に自然に垂らし、
肘を軽く曲げ、手首を曲げて、
両手の指は前に向き、
手のひらは地面を押さえるような感じになります。


※1 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576051679/qid=1145223561/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-6150454-7875513


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2006年4月26日(水)

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