元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1099回
拙著・中国語版「癌症治療革命」が発売

拙著「天仙液 ガン治療革命」という本で、
これからのガン治療の趨勢は、
西洋医学と中国医学、
さらに代替療法を組み合わせた
「ガン統合医療=中西医結合医療」だ――、
その重要性について書き下ろしたことは、
このコラムでも何度か報告しました。

また患者や家族のみなさんからも
多くの反響メールをいただき、
手術、抗ガン剤、放射線といった治療のほかに、
本書でも検証した
漢方複合薬の天仙液のみならず、
メシマコブやプロポリス、SODといった健康食品、
さらに食事療法や気功、ホメオパシーなど、
さまざまな代替療法を併用して、
上手に延命している報告例も
たくさんいただきました。

その拙著「天仙液 ガン治療革命」が、
この8月に中文版(中国語版)として
発刊されました。
タイトルは「癌症治療革命」で、
文字表記は「中文繁体字」によるものです。
中国本土13億人に加えて、
5000万人の華僑に向けても、
「ガン統合医療の重要性」と
「漢方複合薬の科学検証データ」が報告されて、
支持者を増やしていくことになります。

8月7日、
台北の世貿中心ビルの国際会議室で、
「統合医療と抗老抗癌」国際セミナーが催され、
その部会で
「癌と免疫治療・天仙液研討学会」が開かれたのですが、
台湾社区医学医学会の謝理事長、
マカオ科技大学の周校長、黄主任をはじめ、
拙著でも紹介した
台湾大学の免疫学博士である孫安迪医師、
さらに日本の統合医療の権威である
阿部博幸博士など
アジアの先駆的な統合医療医が、
「ガンと統合医療」の重要性について報告。
この会場の世貿中心ビルは、
高さ508mの超高層ビル
「台北101」の隣にありますが、
400人の参加者で超満員となり、
続いて開かれた「天仙液の立証的考察」についての
パネルディスカッションでも、
多くの医師や患者から
活発な質疑が飛び交いました。

その「癌と免疫治療・天仙液研討学会」の最後に、
拙著「天仙液 ガン治療革命」の
日文版、中文版の両方が紹介され、
香港国際癌病康復協会の盧繼徽会長に続いて、
僕も著者として、
また統合医療実践の患者の一人として
挨拶をしたことになります。

すでに、拙著、日本語版を
読んだ方ならお分かりでしょうが、
これからのガン治療のあり方は
西洋医学と中国医学の長所を組み合わせた、
1+1=2プラスαのガン統合医療となるでしょう。
アジアの一角で開かれた
この国際医学セミナーに参加して、
ますます「統合医療の考え方」が
世界の潮流になってくると、
僕は確信を深めたわけです。

左端の方が、当日の国際セミナーで「ガンと代替医療」
というテーマで講演された阿部博幸博士。

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2005年8月30日(火)

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