元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1063回
続・のどごし爽やか! 美味い麺

大学時代の親友・高田勝夫さんから、
「特級麺・ゆふき」に続いて送られてきたのが、
福島・喜多方の「よむぎ麺」でした。

●幻の麺「よむぎ麺」
「よもぎ」をこのあたりでは
「よむぎ」というのでしょうか、
その若菜を乾燥して挽きこんだ
目にも鮮やかな草色の麺です。
ツルツルと喉ごしがよく、
霊峰飯豊山の伏流水が
独特のコシの強さとまろやかな風味を作るそうです。

このこだわり麺の製造発売元は
「はすぬま」で
喜多方老麺会の生みの親とも、
喜多方ラーメンの仕掛人とも呼ばれ
「音楽めん・蔵四季」などといったユニークな
生らーめんの商品開発でも有名です。
http://www.aizu.com/org/aizu/hasunuma/index.html

ちなみに、よもぎの薬効成分は
昔から注目されており、
お灸のもぐさの原料や
よもぎ茶、よもぎ湯などとして使われ、
消化を助けたり、頭痛、風邪予防、
婦人病にも効果があると言われています。

わが家おすすめの
美味しくて薬効もある「自然麺」といえば、
もうひとつあります。
四国・愛媛のやはり草色の讃岐うどんです。

●「稲若葉・讃岐うどん」
四国の讃岐うどんのコシの強さが
大好きな人は多いと思いますが、
これに「遠赤・稲若葉」を
練りこんだ麺も僕の好物です。
稲若葉とは、田植えから1ヵ月半で刈り取ったもの。
食物繊維・ビタミンA・ビタミンE・
鉄・葉酸など含まれており、
もちろん、喉越しがよくて、
これまた美味しくて絶品の麺なのです。
製造発売元は「(株)遠赤青汁」ですので、
こちらのホームページをチェックしてみてください。

この四国の「稲若葉・讃岐うどん」を教えてくれたのは、
週刊誌編集長時代の親友で、
いまなお政治評論家として活躍中の渡辺乾介さんです。
渡辺さんも脳梗塞の危機から
見事にリハビリ生還した人ですが、
やはり大好きだった肉を控えて、
食養生に励んでおります。

ま、僕の仲間たちも、
ガンだけでなく、
心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、通風などなど、
中年特有の生活難病に見舞われる
年恰好になってきまして、
ますます「美味くて体に優しい自然食材」の
情報の交換が貴重になってきたのです。
あなたは「よき養生上手の友だち」を
たくさん持っていますか?


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2005年7月25日(月)

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