第1060回
天仙液のエビデンス(立証性)は?
東京で新しく発足した
「天仙・患者友の会」の模様を
伝えてきましたが、
集まった患者さんの論議の中で、
天仙液やプロポリス、メシマコブといった
代替療法の成分の
「エビデンス」(立証性)について、
かなり話題になりました。
「天仙液のような漢方薬には
なぜ副作用を軽減する効果があるのか?」
「抗ガン剤使用のあと激減した白血球が、
天仙液の服用で回復するのはなぜなのか?」
「どうも、天仙液とメシマコブが
エビデンスが高いようだ」といった議論です。
僕はこの問題については、
いわゆる、化学抗ガン剤にしても、
100%完璧ということではなく、
治験の結果、20%程度の効果のあるものが
認可されているわけで、
代替療法に使われているものの成分にしても、
やはり、より立証性、科学性の分析解明に
努力している製品を信頼すべきだろう――
と述べておきました。
近刊の「天仙液 ガン治療革命」は、
こうした天仙液といった
漢方複合薬の成分と作用について、
台湾大学の免疫学博士である
孫安迪医師が5年間に渡って解明した
詳細なデータを公開したことを知って、
単行本にまとめようと思いついたわけです。
その報告では、天仙液には、
ガン細胞のアポトーシス(自殺死)を
誘発させる殺傷作用があることも、
免疫力向上のデータも
分析されていますから、
ぜひ、興味のある方は読んでみてください。
また、
「天仙・患者友の会」を主催する
「漢方健康ネットワーク」のホームページには、
いま、僕のガン克服の体験談と、
拙著「天仙液 ガン治療革命」についての
インタビュー特集も掲載中ですから、
読んで、みなさんの治療の参考にしてください。
|