元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1055回
活発な患者同士の情報交換

漢方複合薬の天仙液を使用している
患者のみなさんが集まる
「天仙・患者友の会」に招かれた話の続きです

当日は、25名ほどの患者さんや
家族のみなさんが集まって、
じつに活発な情報交換が
行われたのが印象的でした。

出席者のみなさんが、
化学抗ガン剤の効果の半面で起こる
痛撃な副作用に悩んでおられるわけで、
「抗ガン剤の副作用に耐えられないとき、
 病院に拒否するにはどうしたらよいのか?」
「天仙液のような漢方薬には
 なぜ副作用を軽減する効果があるのか?」
「抗ガン剤使用のあと激減した
 白血球が、天仙液の服用で回復するのはなぜなのか?」
「天仙液のより効果的な飲み方を教えてほしい」といった、
それぞれの体験に基づく疑問、質問が
患者同士で語られ、
また、主催者サイドの「漢方健康ネットワーク」の方からも
丁寧な解説が行われていました。

こうした漢方療法や代替療法については、
認めない、いや勉強をしていない
大学病院の医師たちが
答えられるわけがありません。
前にも書きましたが、
ガン病棟の患者の半数以上が、
なんらかの代替療法、漢方療法などを併用している
という厚生労働省研究班の報告も出ているほどで、
代替療法をめぐる、医師、病院サイドと、
患者のミスマッチは、
ますます深くなっているのが現実です。

この患者会でも感じたことですが、
代替療法による実感的な回復体験を持つ患者でも、
ただ○○キノコがよい、
××ハーブがよいと妄信するのではなく、
さらなる、客観的な実証性を
代替療法に求めてきているわけです。
ある程度の効果が分かってきても、
日本に、客観的に検証する機関がないとすれば、
これからは、ますます、こうした
「患者同士の情報交換の会」が
増えていくような気がいたしました。

ところで、この会の代表は、
久禮文博さんで、
胃ガン、そして転移ガンを見事にクリアして6年、
「余命半年から一年」と宣告されたのですが
漢方の『天仙液』など独自療法で補いながら
治療に励んだ人で、
じつに精力的に、西洋医学一辺倒の矛盾を問い
自然治癒療法の大切さを、
講演やインターネット活動で
説いて回っておられます。
http://www9.ocn.ne.jp/~ra-vu/
著書にも「医者はガンを治せない!」
「生還!」があります。

さて、久禮さんの司会で、
患者さんたちの情報交換、体験談を聞く前に、
僕も少し、
この7年のガン治療体験について話をしました。


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2005年7月17日(日)

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