元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第899回
王振国医師の「薬食同源・食事療法」

天仙液の開発者、王振国医師
「中国医学を活かすガン統合医療」と題する
講演の続きです

          *

私が奨めている、4番目の療法が食事療法です。
これこそ、ガンに負けない体を作る基礎です。
まず、多くの菌類の摂取が必要です。
椎茸類キクラゲですね、
そういうものをたくさん食べることを奨めております。

また、豚の血(猪血)というものがとてもよろしい。
この豚の血とは、補血、
つまり血液を補う作用、
そして抗ガン作用があります。
とりわけ正常な人、健常者は
多くのこの豚の血を飲むことによってですね、
消化器官のガンを免れることが出来る。
食道ガン、それから胃ガン、
腸ガンを防ぐことが出来ます。
日本におきましては、胃ガンの発生率が
全世界でナンバー1になっています。

ですから、豚の血というものを飲めば
効果が高いと思います。
でも豚の血とは、なじみのない人が多いし、
入手も困難でしょうから、
何か有効な処理方法によって、
それを粉末状にして製品にしたいと考案中です。
そうすれば、
すぐにみなさまもお湯か何かに混ぜて飲むことが
出来るのではないかと考えています。

さらに豆類ですね。
例えば、豆腐だとか豆乳のようなものを
たくさん摂ってください。
避けるべき食事法も注意してください。
あまり、冷たいものは飲まない。
冷たいものは食べないようにしましょう。
それは体を冷やしてガンの増殖を高めますし、
やはりあまり胃に良くない。
また薬品というか、
栄養物を吸収するのに妨げにもなります。

辛いものや刺激物も控えましょう。
塩・唐辛子などは避けた方がいいと思います。
それから、カニもあまりよくありません。
詳しくは解明されてはおりませんが、
食道ガンの患者さんでカニを食べて
再発したケースがかなりありました。
そのほか、新鮮な魚とか海老はいいでしょう。
良質の牛肉、マトンなどもいいでしょう。
出来れば食べるときに
少しお酢を混ぜることをお奨めします。

食べる量も問題です。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
という諺がありますが、
とくに肝臓ガン、胃ガンの患者さんなどは、
食べる時に出来るだけ何回にも分けて食べること、
一回に食べる量をなるべく少なくとることが大切です。
あまり満腹にならないように、
やはり、ある程度の余裕を残しておく、ということです。

もちろん、新鮮な野菜をたくさん食べてください。
人参とか大根とか、
またニンニクもたくさん食べるといいですね。
ニンニクは刻んで、さっと炒めまして。
ただこれはあまり炒めすぎてはいけない。
まあ、5、6分止まりと言いますか、
焦げるほどに完全に炒めすぎないくらいが食べごろです。
そうすれば抗ガン作用が増します。
ともあれ「薬食同源」という言葉がありますが、
中国医学では食べ物こそ第一の薬なのです。
ガンの患者さんは、
より食事療法に神経を使いましょう。


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2005年2月11日(金)

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