元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第886回
「ガンは取ったが命も失った」?

もし、ガンと宣告されたら、
もし、ガンの再発、転移が疑われたら・・・
どんな辣腕な経営者でも、
気丈な政治家、賢明な学者でも、
誰しもが頭の中が真っ白になります。
「ガンはミステリアス」といった医師がいますが、
まさに複雑怪奇に患者の心身を蝕むゆえに、
「ガンは不治の病だ」、
「ガン宣告=死だ」といわれております。
ガン細胞は確かに
鼠算式に細胞分裂して全身を蝕んでいきます。

しかし、ガンが怖い、
ミステリアスだといわれる理由は、
ガン細胞そのものの、
こうした謎めいた凶暴性だけにあるのでしょうか?
いや、ガンそのものだけではなく、
ガン治療法そのものにも、
いま、多くの問題が潜んでいるのです。
こんなトンでもない話を聞いたことはないでしょうか?

●「手術をすれば必ず完治する」と
  大学病院の医師からいわれたのに、
  またたくまに再発した

●「転移を防ぐためにリンパ管も切断しましょう」
  といわれた乳ガンや子宮ガンの患者が、
  術後、リンパ浮腫を併発、
  ひどいムクミから立ち直れなくなった

●「抗ガン剤が効く」といわれて
  大量投与を繰り返した結果、
  吐き気、脱毛、貧血、出血、
  下痢、便秘、発熱、口内炎はもとより、
  白血球の減少で肝機能や腎機能の障害を併発し、
  感染症に襲われて命を失った

●「夫は医療ミスで殺された」
  「妻は院内感染で命を奪われた」

ガンは、手術でも抗ガン剤、放射線で
患部を取り除くことはできます。
しかし、「切る」「叩く」「焼く」と言われるように、
こうした治療法には、いくつかの欠点もあります。
凶暴なガン細胞を殺傷する反面、
正常細胞も殺傷して、
白血球の減少などによって
免疫力を著しく低下させるわけですから、
心身へのダメージを伴う
危険性と複雑さを持つことになります。
「ガンそのものではなく、治療で命を失う」
いや「ガンは取ったが、苦しんだ末に命も失った」としたら、
一回限りの人生が台無しです。

というわけで、
ガンに克つには
「Simple Type(単純形式)ではなく、
 Complex Type(複雑形式)のガン治療に克つ」――、
西洋医学と中国医学、代替療法の長所を組み合わせる――、
新しい「ガン治療革命」の治療法、
つまり「ガン統合医療」が世界的に注目されているわけです。


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2005年1月29日(土)

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