第867回
金時ショウガ入りの「梅醤番茶」
「体を冷やさない」が万病克服のコツ――
ということといえば、
まえに、このコラムで紹介した、
風水セラピストの洞澤鯉江さんからも
メールがきました。
洞澤さんは、ただの方位占いの風水師とは違って、
スポーツ医学によるリハビリ指導を学び、
鍼灸・マッサージの国家免許も持つセラピストです。
一方で「紫微斗命」(しびとめい)といった運勢学、
さらに風水環境学といった中国古来の五術も習得。
ただ吉凶方位を診断するという、
「心、体、環境」の三位一体のエネルギー・バランスを
総合的に整えることが、
幸運な人生設計を築くヒケツだと説く、
トータルバランス・セラピストですから、
早速、僕の椎間板ヘルニアにも、
以下のようなコーチングをしてくれました。
「椎間板ヘルニアも、
血液や気の流れの滞りでおこりますから、
筋トレは大切です。
しかし、もっと大切なのは体の内側から温めて
体のバランスの崩れを治しましょう」というのです。
なるほど、確かに、前回書いたように、
携帯カイロやビワの葉温灸器で体を温めてはおりましたが、
ひとつ、ガンのときに使った、
内側から「体を温める養生法」を思い出しました。
僕はガン病棟を退院してから6年間、
毎朝、「梅干+醤油+ショウガ」を入れた三年番茶、
つまり「梅醤番茶」を飲むことを励行していましたが、
体をもっと強く温めるには、
「金時ショウガ」という粉を入れて飲むことがあります。
この金時ショウガとは、
前にも、このコラムで紹介したことがありますが、
奈良時代から風邪の薬にも使われたという、
ジンゲロール成分が普通のしょうがの4倍も高いものです。
とくに朝起きたときに体が強張って、
またぞろ、起き上がるときに
腰がキリリと少し痛むことがあるわけですが、
金時しょうが入りの梅醤番茶を、
湯飲み茶碗で、毎朝、
3杯ほど飲んでみたのですね。
そうしたら、不思議と体の強張りが取れてきて、
なめらかに、立ったり、屈んだり出来るのです。
洞澤さんのいうように、
一見、外科的な治療で治すと思われている病気も、
微妙に体の血液や気のバランスが
関係していることがわかりました。
もちろん、これにあわせて、
理学療法の「筋肉マッチョ」体操も
欠かさず励行しております。
また、「病は気から」とも申します。
近刊拙著「風水金運学の成功法則」でも書きましたが、
自分の持つ健康・吉方位にベッドの向きを変えて、
さりげない気分転換も図って、
やる気を高めてみたり、
心身全体のトータルバランスを大切にすることで、
椎間板ヘルニアの再発を防げたというわけです。
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