元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第806回
「治療と養生」を上手に組み合わせよう

マクロビオティック玄米菜食法の励行で
長年の潰瘍性大腸炎を「切らずに」治した――という
カナダ在住の女性のメールに、
僕はうれしくなって返信しました。

            *

「メール拝受。
賢い養生法で、大腸の症状を克服中のようで喜んでおります。
難しい病気ほど、治療だけでなく、
生活習慣を変え、免疫力を高める「養生」が大切なのですね。
「治療」と「養生」・・・この両輪を上手に使い分けた人が、
CANCER VICTOR(ガン勝利者)
となっているのだと、僕は思います。

先日も小生の友人の奥さんが
大腸ガンではないかと診断され、
無謀にも、大学病院で手術を強要されて相談にきました。
「人工肛門」にされてしまうのはいやだ、恐ろしいと、
相談に来たので、
セカンドオピニオンを奨めました。
なんとか、別のいい医者にめぐり合って、
ポリープ切除に似た方法で患部をとり、
一方で、玄米菜食を励行。
半年たちましたが、
おかげで人工肛門にもならず、
元気に仕事に励んでいます。
健康なころには、
僕たちがマクロビオティックのレストランに誘っても、
それほど感心はしていなかったのですが、
いまは身をもって玄米菜食に励んでおります。

養生といえばもうひとつ、
僕たち夫婦が毎日、食べている、
簡便なスローヘルスな食品を紹介しました。

1.ブラックジンガー
  (黒焼き玄米全粒粉=コーヒー感覚で呑みます)
2.リブレフラワー(玄米全粒粉=スープにして食べます)
3.智通(乳酸菌エキス=水やスープにいれて飲みます)

1、2は(株)シガリオ発売で、
まさに「食べて出す」・・・ダイエットにもなります。
3は(株)B&Sコーポレーション発売で、
腸をきれいにして「おなら」も臭わないという代物。
いずれも、僕のコラムや単行本で紹介しています。

ま、日々の食生活は
「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
ストレスを少なくし、
体によい食生活を心がけていれば、
無理に医者にかかることはなくなります。
中国のことわざに「久病良医」というものがあります。
長く患った患者こそ、賢い医者だ・・・ということです。
これからも「スローヘルス」で、快くお過ごしください」

            *

とにかく、これから大事なことは、
命が助かりたい患者と家族が、
どう情報を取捨選択して、
自分に合う「治療と養生」を取り入れるか?
組み合わせるか?
コーディネートするか?という考え方なのです。
これが納得する治療を得て、
ガンなどの難病と仲良く付き合って、
快く延命していく近道なのですね。


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2004年11月10日(水)

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