元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第661回
やはり、ガンは情報戦!

インターネットからの情報収集が
ガン患者と家族にとって、
いかに大切か?ということについて
もう少し書いておきたいと思います。

6年前、ガン病棟に持ち込んだノートパソコンが
食道ガンの無謀な手術からわが身を救う、
強い味方となってくれました。
前にも書きましたが、
この「ガン情報戦」の真っ最中に
ちょっとした“奇跡”と
“事件”に遭遇したわけです。

ベッドの上でノートパソコンを抱えながら、
ガン関連のホームページを検索しているうちに、
自分の症状についてばかりか、
食道ガンの手術が
いかに失敗例の多い手術か?
ということも分かりました。

「手術はまず背中から胸を切って肋骨をへし曲げて
40センチの食道を全部切る。
次に喉を切り、腹を切って胃袋を出して、
神経を抜き、これを喉の下まで持ち上げて接合する。
手術には10数時間かかる――
いわゆる“3枚下ろし”の大手術」だと
書いてあるではないですか?
主治医が手術について、
はっきり説明しなかった理由も分かりましたし、
僕はなんとしても「手術は避けたい」と気づいたわけです。

さらに最後に「ガンを切らずに治そう」と決断させたのも、
インターネットによる情報収集でした。
放射線と抗ガン剤で腫瘍を小さくしてから手術をする
手はずになっていたのですが、
インターネットを使って香港から入手した
「天仙液」という中国の制ガン漢方薬、
さらに「SOD様食品」を併用している間に、
なんとソーセージ大の腫瘍が
スッポンと消えてしまったのです。

爾来、漢方煎じ薬や食事療法の情報も入手して、
体質改善療法を日々励行したおかげでしょう。
この6年、どんなに検査しても
再発も転移もみられないのですから、
まさにインターネットを利用した治療情報収集法が
「命の奇縁」をぐんぐんと
広げてくれたことになりました。

ガンは個人差、症状差がありますから、
すべてが僕のケースのようにいくとは強弁はしませんが、
しぶとく、ゆっくりと時間をかけて
ガン情報を収集すれば、
それぞれの相性にあった治療選択や
病院・医師選びも組み合わせることは可能だ――
そう確信しました。
「患者が主治医」いまや「ガンは情報戦」なのです。


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