元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第655回
ガン治療情報を知るホームページ

たとえ、あなたがガンと疑われたとしても、
ガン宣告即=死ではありませんから、
大いに、インターネットのガン治療サイトなどを活用して、
自分に合った治療法や医師や病院を探し出すべきでしょう。
これが300万人ガン患者時代の
賢い「ガン患者学」の知恵だと思います。

というわけで、僕の闘病体験から編み出した
「命のガン情報手帳」のファイリングの一部を公開します。

●ガンの症例や治療情報を知るホームページ

・Yahoo!によるガン関係のホームページの検索
 http://www.yahoo.co.jp/
 「癌」「ガン」「がん」といったキーワードで検索すれば、
 200近いホームページにアクセスできる。
 筆者(関根)がかかった「食道癌」では
 2000ほどの最新情報や症例・治療の論文などが検索できた。

・Googleによるガン関係のホームページの検索
 http://www.google.co.jp/
 やはり「癌」「ガン」「がん」といった
 キーワードで検索すれば、
 各地のがんセンターから患者のサポート団体、
 学会情報まで
 100万件単位で最新情報が得られ、
 ガンの治療傾向がわかる。

・米国の国立ガン研究所
 http://cancer.gov/cancerinformation
 総合的なガン情報ホームページとしては
 世界的に権威のあるホームページ。
 目次画面のTypes of Cancerをクリックして、
 アルファベット検索で知りたいガンを探す。
 食道ガンならEの項目。
 Esophageal Cancerをクリックすれば
 症状から治療法まで詳しく出てくる。
 患者向けのPDQ(ガン情報データベース)も分かりやすい。
 もちろん、英語バージョンだから、
 お試しソフトがダウンロードできる
 バビロンなどの翻訳ソフトの助けをかりて読んでみよう。
 http://www.babylon.com/

・国立がんセンター
 http://www.ncc.go.jp/jp/
 総合ガン情報の日本の代表的なホームページ。
 一般向けと医療従事者向けと2つに分かれている。
 一般向けの各種ガンの解説が分かりやすく
 使いやすくできている。
 「絵でみるもくじ」「50音順もくじ」「領域別もくじ」の
 3つから検索できる。
 もしガンと宣告されたら
 たとえば「食道がん」をクリックすれば、
 症状から治療法まで、プリントアウトすれば
 10ページほどの解説が引き出せる。


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