元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第639回
夏のスローヘルス懇親会は7月7日

悩める患者と家族の皆さんと
こころある医師を結ぶ、
スローヘルス懇親会もとうとう3年目を迎えました。
僕を含めて、多くの患者さんが、
しなやかな養生法を日々実践しつつ、
幸運にも延命の恩恵に預かることが出来ました。

次の開催は7月7日(水)、七夕の夜です。
東京青山の自然食レストランで、
特別講師に、
この会の最高顧問である
帯津良一博士をお迎えして開きます。

皆さんもご存知のように、
帯津医師は東大出身の外科医でありながら、
ガン治療は西洋医学の処方だけでなく、
気功や漢方、そして食事療法などの
代替医療を取り入れて、
「命、からだ、心」の三位一体で、
人間を丸ごと診る、
「ホリスティック医療」の必要性を、
20数年前から唱えた草分けであり、
日本ホリスティック医学協会の会長でもある、
いわば「いのち学」の権威です。

「切る」「叩く」「焼く」といった、
大学病院、総合病院のガン治療だけでは救われなかった、
多くの悩める患者に希望をもたらしてくれたことでは有名です。
帯津医師は僕の主治医でありますが、
とにかく、診察日に先生の顔を見るだけで心が休まる――、
じつにスローヘルスな医師、いや魅力的な人生の師なのです。 

患者さんのなかには先生の顔を見るだけで、
痛みが止まるから不思議だなあ――という人もいるほど、
仏様のようなにこやかな人柄の持ち主です。
帯津医師の近著
「ガンに勝った人たちの死生観」(主婦の友社)には、
患者の心の持ち方が如何に
驚きの生命力をもたらすか?
たとえば「死はそんなにこわいものではない」と思うと
奇跡的に病状が好転していく――
こうした、自然治癒力=命の回復力のすばらしさについて
患者さんたちの実例をあげて書かれておられます。

こんど開かれる「夏のスローヘルス懇親会」でも、
こうした、大学病院のノルマ医師などからは教えてもらえない、
生きる希望やしなやかな治療法について、
じっくりと話が聞けるはずです。
ガンに悩む患者の皆さん、
ご家族と一緒に「命、こころ、そして体」の治療設計、
いや人生設計をこれからしっかり組み立てるよい機会ですから、
興味のある方はぜひ参加してみてください。
詳細は別掲の要項をごらんください。


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