元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第532回
ガン経済学「いくらお金が掛かるか?」

いま発売中の拙著
「こうすれば50歳から病気知らず」のプレゼント企画に
沢山、応募をいただき
ありがとうございました。
当選者には近々に発送いたしますが、
選にもれた方の中にも、
自らの後半生の過ごし方に腐心されている40代、
50代、60代、
そして、親御さんのガン闘病や
痴呆介護を心配している30代がたくさんおられました。
この本は大抵の公立図書館なら閲覧できるはずですから、
ぜひじっくりと読んで見てください。
もちろん、全国書店でも只今発売中です。

ちょうど50歳は人生の折り返し点です。
長い長い後半生――10年、20年、30年の人生再設計図を
しっかりと組み直しましょう。
日々、慢性病人として鬱々と過ごしたり、
いわれのない治療で病院のベッドで過ごすのでは、
長い人生が台無しです。
「病気知らず」読本は、
きっと「医食財」にわたる
スローヘルスのヒントをもたらしてくれるはずです。

逆発想(1)医養生のすすめ――50歳からは“養生が一番”
逆発想(2)食養生のすすめ――50歳からは“薬より食事”
逆発想(3)財養生のすすめ――50歳からは“若さに投資”

この本は、いわば「スローヘルス処世学」の虎の巻として、
「医」「食」「財」の3つのジャンルにわけて、
逆発想の法則を書き下ろしたわけですが、
3つ目の「財」養生のうち、
ガンに係わる「お金」の知恵――
つまり「もしガンになったら、いくらお金が掛かるのか?」
という、ガン経済学について、
数回にわけて、補足解説したと思います。

とにかく「健康上手」「病気知らず」の
達人になろうといっても、
精神論だけではどうにもなりません。
手術を受けるにしても、
漢方薬や健康食品を購入するにしても、
最低50万円、100万円単位の「現金」の準備が必要だからです。
ガン闘病も「先立つものはお金」です。
上手にお金を使って
かけがえのない命を拾う――
これも大切な「長寿難病時代の心得」となってきたのです。


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