元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第238回
わが家のおいしい玄米菜食メニュー(1)

玄米菜食はおいしく楽しむべきだというわけで、
きんぴらゴボウとひじき蓮根だけでは飽きますので、
わが家自慢の特製レシピを何点か
紹介しておきましょう。

妻は「玄米がおいしい」といった料理ムックを片手に、
自分なりに工夫をしていますから、
味はもちろんのこと、見た目も香りも楽しめます。
決して玄米菜食はニワトリのエサやウサギのエサ
と軽蔑してはいけません。

● ひじき玄米ご飯
・ 材料(2人分)
 玄米ご飯・茶碗4杯、
 乾燥ひじき・大さじ4杯、
 人参、たまねぎ、ブロッコリー、煎りゴマ、
 自然塩、ごま油、醤油、こしょうを各々少々。

・ 作り方
1・ひじきを水につけてもどし、食べやすい大きさに切る。
2・野菜はみじん切りにしてごま油で炒める。
  野菜の甘味を出すために自然塩を一つまみ。
3・野菜がしんなりしたら、ひじきを加えて炒める。
4・温かい玄米ご飯に混ぜる。煎りごま、塩、コショウ、
  醤油で味を整える。

ひじきにカルシウムやミネラルがたっぷりはいっていますので、
栄養バランスは満点です。

● 小豆カボチャ煮
・ 材料
 小豆1カップ、カボチャ、300g自然塩 少々

・ 作り方
1・小豆を洗って3倍の水を加えて火にかける
2・煮汁がでなくなったら1カップずつ3回ほど水をさす
3・カボチャは放射状に切って種を取り、2センチ角に切る。
4・小豆煮が柔らかくなったらカボチャを加えて塩を入れて煮る。

小豆カボチャは腎臓病、糖尿病によいメニューです。

● ふろふき大根
・ 材料(2人分)
 大根10センチ、グルテンミート20g、みりん、
 大さじ1、ショウガ汁少々、ゆずの皮少々、麦味噌

・ 作り方
1・大根を長さ5センチに切り、面取りをして
  裏側の十字に包丁目をいれて圧料鍋に。
2・水1カップを加えて火にかけて沸騰したら5分弱火。
3・グルテンミートをほぐし、ショウガ汁、麦味噌、みりんを混ぜ、
  練りながら一煮する
4・大根を取りだし、縦よこに切る。
5・器に盛って、中央に柚子の皮をおき、3をかける。
*注・グルテンミートは小麦蛋白の塊で肉の代用として使えます。

どうです? 懐石料理風で楽しいと思いませんか?


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2003年4月22日(火)

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