元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第180回
花粉症体質=ガン体質?

わが家では、妻も僕も3食が玄米菜食のために、
花粉症の心配はありません。
ただ、やはり外食が多く、こどもの頃から、
ハンバーガーなどのファーストフードや
アイスクリームが大の好物だった長女は、
もう1月の末頃から鼻をグスグスさせ、
花粉の最盛期には不眠症になるほどです。
スギ花粉エキスなどを飲んだり、
花粉のつきやすいウールのセーターをやめたり、
部屋に加湿器を持ち込んだりしても、なかなか間に合いません。

「腸内での消化吸収が悪い肉や
卵、牛乳の摂り過ぎで毒を排出するために
アレルギーを発症させる」
と説いてきましたが、根本的には食事の改善が第一です。
花粉症などの元凶となるアレルギー症は、
腸内を酸化させ、血液を汚すことがいけないわけですから、
まさにガン体質と似たところがあります。
アレルギー症の人は、
体の粘膜に炎症を起こしやすい体質の人ですから、
注意に越したことはありません。
もちろん、花粉症体質の人=即、ガン体質とはいいませんが、
栄養バランスに優れ、消化吸収がよく、
血をきれいにする玄米菜食をぜひ、摂ることをおすすめします。

とくに、わが家では腸内をきれいにする飲み物として
ブラックジンガーを愛飲しています。
これは前にも解説しましたが、
玄米全粒粉を遠赤外線で焙煎処理したコーヒーのような飲み物です。
実に腸内での消化吸収を高め、有毒物質を排出、
血液をきれいにしてくれます。
ガン体質を変えるパワーもあると思います。
肉や果物、ケーキなどを食べてしまったときは、
その他、梅醤番茶やさらさら茶も
ぜひ飲んで腸をきれいにしましょう。
こうした玄米菜食の食事療法が体質を改善し、
粘膜の爛れも無くすことになりますから、
自然と、鼻や喉の粘膜も正常になり、
風邪やインフルエンザにも罹り難くなる…。
ガン、アレルギーといった生活習慣病から逃れるには、
やはり食事を正す、これが大切です。


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2003年2月23日(日)

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