元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第100回
こんな食品は「食べてはいけない」

では、一人一人のQOL(命の質)をどんどん乱してしまう、
食卓汚染の元凶とは何か?
これからの消費者はもちろん、ガンの患者や家族の皆さんも
「食べてはいけない」食品チェックのために
危ない食品がつくられる仕組みと構図を熟知することが大切です。
食卓汚染の原因は…
1.化学肥料
2.農薬
3.保存料や着色料などの食品添加物
4.レトルト食品や冷凍食品などの加工食品
5.コメ、食パンなどの精白食品
6.精製白砂糖、精製塩の過食
7.肉類などの高タンパク高脂肪食品の過食
8.輸入大豆などの遺伝子組替え食品

化学肥料の多用は土壌を痛め、抵抗力のない作物を作ります。
こうした作物は有機野菜に比べて、
栄養分が少ないばかりか、
味が落ちることはいうまでもありません。
農薬については前にも解説したように、
害虫駆除の殺虫力は発ガン性を有しており、
また日本の農薬使用量は欧州の6倍ともいわれています。
農家で使っている除草剤にはベトナム戦争で使われた
枯葉剤に似た成分もありますから、
農家の人たちが一番、
化学剤散布の野菜の危険度については
わかっているはずです。

さらに全食品の70%に保存料、着色料、
酸化防止剤、漂白剤などが使われています。
とくに子供の口にするチョコレートやハム、
ソーセージなどは要注意でしょう。
育ち盛りの小学生、中学生、高校生がハンバーガーをかじり、
コンビニ弁当を食べる姿は尋常とはいえません。
弁当のご飯にまぶした防腐剤や、
おかずの着色剤が体内蓄積すれば体質に悪影響が必ず出ます。
白米、白い精製砂糖は
カルシウムやビタミンB1を消費しますから、
体を疲れやすくします。
肉類の過食と添加物食品は体を酸化させて、
精神を不安定にします。生活習慣病の原因となります。

こうした食卓汚染から身を守るためにも、
ガン患者のみならず、一人一人が食卓汚染の実態くらいは
しっかり頭に整理しておき、心して思い起こす…
さらに買い物や外食のときには、
「食べてはいけない」食品をしたたかに選別する…
食品表示のウソ、ホントを見抜くことも大切ですが、
より計画的にこうしたスローライフの生活を設計を立てることが
常識となってきたと思います。


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2002年12月5日(木)

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