元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第43回
ガンから生還した人に学ぶ…これが賢い患者学の原則です

「多くの人が長寿を楽しむ時代に、
むやみと死に急いではなりません」
「生きる勇気を振るい起こして、死の恐怖も乗り越えましょう」
何回かに渡って、ガン患者が「命を拾う」ための心の療法について
述べてきましたが、
これは、言うは易く実行するには難しい法則です。
しかし「命を拾う」じつに簡単なノウハウがないことはありません。
それは「ガンから生還した人たち」の成功例をよく読むこと、
できれば会って話を詳しく聞くことです。
僕が愛読しているガン指南書にアンドルー・ワイル博士の
「癒す心、治る力」(角川書店)という名著があります。
なかに「賢い患者の7大戦略」という項目があります。
「人生を否定的にならない」「人生の大転換を恐れない」
「医師との建設的な関係を作る」といった名言が
ちりばめられています。
注目すべきは「治った人を探し出す」という、
じつに賢い患者の原則が書かれていることです。
賢い患者学の原則は学ぶ、いや真似ることから始まります。

とにかく、ガンという病気は個人差、症例差が大きく、
マウス実験を繰り返そうが、生存率データをかき集めようが、
大病院の一律な治療マニュアルでは
なかなか治せないのが現実です。
また、どれだけ優秀な医師にしても、3分治療といわれるような、
ノルマ治療に追われているわけですから、
多くの患者の症状や悩み、さらに心の深奥までは計り知れません。
ガンの指南役として最適な人は、
同じ病状を体験した患者が一番というわけです。

僕にしても、ガン病棟で説明不足の主治医の態度に業を煮やし、
インターネットでいろいろ調べた結果、
中国の制ガン漢方薬や食事療法などでガンに克つ症例の
知識を得たわけです。
さらに、ともすれば落ち込みそうな気分を支えて、
それこそ「生きたいという勇気」を与えてくれたのが、
思い起こしてみると、
ガンから生還した人たちの成功例でした。
吐き気、下痢、口内炎…放射線と抗ガン剤の疼痛に喘ぎながらも、
天仙液という制ガン漢方薬を信じて、飲みつづけたのは、
その解説本の中に、ある患者の食道の腫瘍が、
あとかたもなく消えているレントゲン写真が1枚載っていたからです。
猜疑心の強い人ならば、きっとこれは、
誰かが悪巧みで作った合成写真に違いないと疑ってみたでしょうが、
「死にたくない!」その一心で、
僕は奇跡の写真に素直にあこがれました。
その患者のレントゲン写真に再生への光明を見つけ、
「僕もこうなりたいなあ」と毎日、
悪性腫瘍が消えることをイメージし、
祈願しながら服用したことを思い出します。
幸いなことに、
病院の治療とこの漢方薬の服用が相乗効果を発揮したらしく、
6センチの悪性腫瘍が、
スッポンと消えてしまったことは前にも書きました。


←前回記事へ

2002年10月9日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ