第31回
「もう乳ガンは切りません」ハワイの女性患者から来たメール
前回、新婚早々のお嫁さんが乳ガンになって、その姑さんから
切るべきか、切らざるべきかと相談された話を書きました。
ちょうど、友人の金沢竹哲さんというジャーナリストが主宰する
メビウス会という呼吸健康法の集まりがあるのですが、
その会員でハワイ在住の乳ガンのIさんから、手術の恐さと、
心身を丸ごと診るホリスティック医療の大切さを知らせるメールが届きました。
「私の体験談です。何かのお役に立てればと思います。
8年前に41歳で、1回目の乳ガンになりました。
まだ1センチ未満で初期にみつかったのですが、
その頃は、とにかく早く切らないと
どんどん広がって手遅れになったら大変と、あわてて、2週間後に、
医者のいうままに手術をしてしまいました。
今だに腕の付け根は感覚がなく、
気候や体調によってむくみや痺れがあります。
手術の後、抗ガン剤治療もした方が良いと
医者にすすめられましたが断りました」
中国の天仙液、ブラジル産のアガリクスの服用をはじめ、
さらに太極拳、三井式温熱療法、加藤式断食、正食法、心霊治療など、
藁をも掴む気持ちで、さまざまな代替治療にも挑戦したといいます。
「ところが、7年たって、もう大丈夫と言っていた矢先、
去年の夏、2回目の乳ガンが発覚?しました。
落ち込んでしまったらダメだと、自分自身を励まして、
この病気は、消えて行く姿として
自分自身の魂を磨くために出てきてくれたんだと思い、
消えればすっかりよくなるという強い信念でいくことにしました」
そのころ、抗ガン剤と手術で苦しみ抜いた従兄を見ていたので、
Iさんは「もう手術も抗ガン剤もよそう」と決断したようです。
もちろん、医師に出来なくて患者に出来る養生法に挑戦することは、
効くのか、効かないのか? その不安がよぎりますが、
生きる勇気を奮い立たせるテコに出来た人には好結果が出るようです。
僕も体験的にそう思います。
「フローエッセンスという、
ハーブを毎日しっかり飲んで、
血液、細胞が浄化されガン細胞は小さくなって消えていく姿を
イメージして続けました」
また、Iさんは僕と同じようにマクロビオティック食養生法と
正心調息法という呼吸法を日々実践している人です。
その結果、3ヶ月後の検査では、広範囲にちらばっていた所が
石灰化してガン細胞はないという結果が出たというのです。
実証的には分からないこともありますが、、
「患者が主治医」の逆転の発想が、見事、ガンを追い払ったようですから、
ガンはまさにミステリアスですね。
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