第4418回
食道癌と宣告された10年生きのびた人
「週刊ポスト」の発行部数を100万部まで伸ばした名編集長に
関根進さんという人がいます。
この人が編集長をしていた間、私と気があったせいか、
私もずっと連載のおつきあいをさせられて何冊も本を書きました。
ところが、編集長を下りて間もなく本人は健康を害して、
医者から食道癌と宣告を受けました。
無理がたたったのと、酒を飲みすぎたこととも関係があるでしょう。
食道癌の手術をして助かった人の話はあまりきいたことがないので、
「大へんなことになったなあ」と私も溜息をつきました。
医者はしきりに手術をすすめましたが、本人はガンとしてきかず、
まだあまり注目を浴びていなかったパソコンを使って
ガンのデータを調べました。
そうしたら、長白山脈の麓で癌にきく漢方薬を発見した人があって、
その人の薬を飲んで一命をとりとめた人が
たくさんいるという記事にぶっつかりました。
早速、人を介して香港から「天仙液」というその薬をとりよせて
飲んだところ、10日間で喉が通るようになったのだそうです。
関根さんはそれから奇跡的に一命を取りとめ、
ずっと元気になって世界旅行にも出かけるようになり、
この「ハイハイQさん」でも長期にわたって
闘病や癌治療の記事を書いて下さったことは皆さんご存じの通りです。
でもとうとう再発して昨年、この世を去ってしまいましたが、
癌と宣告されて10年も長生きしたのですから、
癌を患った人にとっては奇跡的なことだったと言ってよいでしょう。
王振国先生の「天仙液」が万能というわけではありませんが、
王先生は西洋医学との併用には積極的だし、
「万能ではないけれど、再発に対しては60%くらいの効目がある」
と言っています。
現に私もうちの家内も同じ成分でつくられた
「青春之泉」という飲み薬を1日1本ずっと飲み続けています。
しかし、もっと効果覿面なのは
膚にシミができない「絶世美人」の化粧水ではないでしょうか。
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