第4372回
山東省は投資家にとってゲンのいい所
昨日も申し上げましたように4月の邱永漢中国投資考察団は
4月8日(日)から17日(火)まで
9泊10日のスケジュールで北京→山東省→上海へ参ります。
この前、山東省を訪問した時は、
そのあと訪問した企業の株が軒並み大暴騰をして、
素早く株を買った人はいい思いをしました。
また同じことが起る保証はありませんが、
こんなに株価の低迷が続くと、
「夢よ、もう一度」と私の方が
山東省の優良銘柄を首っ引きしたくなります。
とりわけ勝利管道は前回見学に行った時から逆に下値を這い続け、
もうフル操業に近い業績になっているにも拘わらず、
株価は一向に戻る気配を見せていません。
ですからまたとない見学のチャンスではないかと見ています。
また冷媒で高収益をあげている東岳集団は
いま香港投資家たちの注目を浴びていますが、
はたして期待にそう実力を持っているかどうか、
皆さんの目で確かめて見て下さい。
ユーロはまだきびしいピンチのさなかにありますが、
その影響を受けて日本も中国も輸出は冴えません。
その上、中国は不動産のバブルをうしろに控えていますから、
そう簡単に株価が恢復する位置にはいませんが、
株価がずっと低迷をし続けてきたので、
逆に政府の方が梃子入れに関心を持つところまで来ているようです。
私たちの場合はそうした国の政策にかかわりなく、
次の10年に成長する銘柄に力を入れているところです。
山東省と広東省にはそういう銘柄が多いので、
ベトナム、香港についでどうしても足が山東省に向ってしまいます。
なお参加されたい方は私がとりあげた銘柄の過去の業績と
未来の展望についてもう一度、データをごらんになって下さい。
そして、それが本当かどうか確かめるために
現場に足を運んで下さい。
時間とお金の余裕のある方は投資考察団に、
時間のない方は上海にだけに、
どちらもない方はもしもしQさんに出るまでガマンをして下さい。
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