第4304回
台北、ベトナム、香港には意味があります
ベトナムにはこれまでに何回も行きました。
一番の理由はベトナム料理がおいしいからですが、
二番目はよその国と思えないほど
日本人と顔がよく似ているからです。
ここで仕事をやれば日本でやるのと違わないほど
皆がよく働いてくれるだろうと思ったし、
また証券投資がはじまった頃は
13社しか上場会社がなかったのが
次に行った時は300社になっているのを見て、
やがて中国の後を追って次はベトナムだなあと直感したのです。
ですから日本人が投資しやすいように、
日本の証券会社が参加した「日本証券」をつくる
お手伝いをしたのです。
また台湾は私の生まれ故郷ですが、
アジアでは日本についで産業の発達したところです。
しかし日本語が通ずると来ているので、
アジアに進出を考える日本の事業家たちが
真っ先に根を下ろす所です。
私自身は知り盡しているせいもあって、
大陸の方にばかり目を向けてきましたが、
最近、日本の友人たちを連れて台北じゅう見てまわったところ、
日本でチェーン店を成功させた人たちが
次に手を出すところは大陸より台湾だということに
改めて気がつきました。
台湾で一ぺん実験してうまく行ってから、
台湾の人を連れて大陸に進出する方が失敗は少くてすむようです。
そういう目で見比べるとなると、台湾も香港もベトナムも
日本人にとっては改めて大きな関心を呼ぶところです。
昨日も申し上げましたように
2月5日から14日まで9泊10日のスケジュールで
「次の時代を生きるための勉強会」に行きますので、
是非、都合をつけてご参加下さい。
なお、日本の大地震で福臨門の最も得意とするアワビは
値段が倍にもはねあがったし、
今度は欧米が鱶をとるのを制限しはじめたので、
フカのヒレのスープもこれで最後になるかも知れません。
もうこれ以上他人の店の値上げに
ブレーキをかけることもできませんので、
邱友会に参加されたい方は早目に申し込んで下さい。
私たちのパーティーは福臨門の一番大きな部屋が
いつも一杯になってしまいますので、
どうぞキャンセル待ちにならないですむように。
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