第4303回
次の考察団は台北、ベトナム、香港です
年末で皆さんお忙しいさなかですが、
来年2月の投資考察団は少し早目なので、
早目にお知らせ致します。
昨今の調子でユーロのピンチが続くと、
ヨーロッパの不況はアメリカはもとよりのこと、
世界中に伝染して成長率ゼロという
かつてない現実に直面するかも知れません。
それでもプラス、マイナス平均してのゼロですから、
新興国には依然として落日は射します。
そういう意味で来年は新興国の勉強が大切と考えて、
2月5日(日)から14日(火)までの9泊10日のスケジュールで
東京と大阪からスタートして先ず台北2泊、
香港経由してベトナムに入り、
ハノイ2泊、観光地のダナン・ホイアンに1泊、
ホーチミンに2泊してから香港に戻り、
香港に2泊して中国企業の訪問と、
香港邱友会と合同の勉強会を福臨門で開催致します。
足早に香港を選んだのは、
これだけ世界的なピンチと円高と増税の渦中におかれた日本で
少しお金を持っている人たちはいよいよ不安の思いを
新たにしているのではないかと考えたからです。
私には「東京が駄目なら上海があるさ」とか、
「非居住者のすすめ」といった著書がありますが、
いずれも今日のようなことを予想して、
何年も前に書いたものです。
私自身は20年も前に住所を香港に移して、
アジアで仕事をやる姿勢に変えましたので、
今はそのまた次にやることに手を染めていますが、
皆さんには先ず「香港に金庫をおいて
アジアの有望なところで事業をやる」とはどういうことかを
ご自分の目で見ていただきたいのです。
ちょうど寒い季節は南に行くに限るし、
ベトナムは投資先としてはやっとこれからですが、
いよいよ具体的に勉強する時期に入ってきましたので、
万障をくりあわせて是非ご参加下さい。
この前はモンゴルと内モンゴルの見比べをしましたが、
台北、ベトナム、香港というコースは、
日本人にとって見比べをしながら
その違いを勉強するまたとないチャンスです。
詳しくは交流センターにお問い合わせ下さい。
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