| 第4268回12月の投資考察団に参加して下さい
 産業界はまだ大嵐の中ですが、人は生きて行くために次の手を打たなければなりません。
 難を避けて、もしくはコスト・ダウンのために
 生産拠点をタイに移した企業がバンコクの思わぬ洪水に会って、
 逆にタイ人の労働者を大量に日本に移すという
 信じられないニュースが新聞に出ていましたが、
 これも地球が1つになって行く過程での
 新しい社会現象の1つなのでしょう。
 工業化がすすめば人口を養う食料の半分が不足するようになるという現象は
 日本が先鞭をつけたことですが、
 中国もこのまま工業化がすすめば、同じ目にあわされます。
 工業化に成功すればお金はありますから、
 足りない食料を外国から買うことができますが、
 7,000万人分の食料はあっても、
 7億人分の食料を提供してくれる所は地球上どこにもありません。
 ですから次の10年は食料の自給自足が中国の最大のテーマであり、
 微力ながらもそうした分野で何をやれるかについて、
 私もこの2年あまり走りまわってきました。
 そのサンプルとして安徽省の省都合肥の近くに、農地と食品加工センターを日本人に提供してくれる所が見つかり、
 来る12月13日から22日まで、
 邱永漢投資考察団を組織して現地の視察に出かけます。
 江南産業集中区は名刹九華山に隣接する
 揚子江の南岸にありますが、
 私たちは有機農業をやる所と日本の食品加工工場を中国に移して
 日本だけでなく中国市場の開発も視野に入れた
 「地球は1つ」に先鞭をつける計画を建てています。
 考察団は先ず上海に入り、上海から麗江という最西部の名所にとび、
 成都、合肥と廻って最後に北京に出て、
 北京邱友会と合同の
 「中国で事業をやりたい人のための勉強会」を開催致します。
 どちらに参加されたい方も
 交流センターにお申し込みになって下さい。
 なお上海では新焦点、成都では伊勢丹とイトーヨーカ堂、
 また北京では北控水務の訪問をする予定になっています。
 中国株をやっている人にも役に立つ旅行です。
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