中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第4007回
「中国にこれだけのカントリー・リスク」を読んで下さい

「もしもしQさん」に
2008年12月25日から翌2009年4月8日まで掲載された第31巻目が
「中国にこれだけのカントリー・リスク」と題して、
本日、グラフ社から発売されました。
もう今頃は書店の店頭に並んでいると思います。
(定価1,300円+税金)

この時期は既にサブプライム・ローンの失敗が
一大金融津波になって世界中に押し寄せた時期ですから、
アジアでは何と言ってもアメリカと最も関係の深い
香港とシンガポールが大きな被害を蒙っています。
銀行の被害は公表されるのが後廻わしになりますが
株の大暴落は瞬時に反応しますから、
香港では中国株の投げ売りがたちまちはじまりました。

下げる時はミソもクソも一緒ですから、
アメリカの金融不安と縁もゆかりもない中国の一流株まで
投げ売りの対象にされます。
私はこの時を境いとしてアジアの株とニューヨークの株は
違った動きになるという信念の持主ですから、
10分の1まで大暴落した株を買うことを周囲の人にも薦め、
自分も怖がらずに買い進みました。

でも中国や香港の銀行が取引銀行に対してどういう態度に出るか、
自信が持てませんでしたので、
全財産を賭けることは思いとどまったので
産をなす折角のチャンスをみすみす逃がしてしまいました。
その経過がこの本の中にもしたためられておりますので、
退屈することはないのではないでしょうか。

恒例により10名様に
抽選により私のサイン入りの本をさしあげますので、
籤運に自信のある方は急いでご応募になって下さい。
私のサイン入りの本をご希望の方は先着500名様に限り、
こちらの手が疲れる話ですが、
「ハイハイQさん」にお申し込みになって下さい。
私がバングラデシュから上海、北京に寄って東京に帰りつくまでに
少々日数を要しますので、
お手元にサイン本が届くのが少々遅れることをご承知おき下さい。


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2011年2月28日(月)

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